市町村職員中央研修所の運営3

市町村職員中央研修所の運営2」の続きです。
研修実施に関して行った大きな改革は、研修資料の電子媒体による配布です。
これまでは、教材・資料を、紙に印刷して配っていました。最近の社会や行政の電子化に沿って、市町村アカデミーでも、研修資料を電子媒体で配ることにしました。2025年1月から試行しています。パソコンを持ってこられない人もいるので、紙に印刷する方法と両方を使っています。

研修生には次のように知らせています。
「研修受講に当たっては、講義資料等の指定された電子データを市町村アカデミーWEBポータルから、予めノート PC 等の端末にダウンロードした上で持参してください。端末の持参が難しい場合は、講義資料等を紙に印刷して持参してください。」「研修のしおり 事前準備
この研修資料も、以前は印刷物を事前に研修予定者に送っていました。数年前から、各自にダウンロードして印刷してもらう方式に変えました。便利になったものです。

研修生とのやりとりだけでなく、派遣する所属とのやりとり、出講していただく講師の方々とのやりとりも、電子化し一元的に管理できるようになりました。これは、便利です。
もちろん所内の業務や会議なども電子化が進み、紙の配布は大幅に減りました。会議には、各自がパソコンを持って集まります。そのために、無線LANも拡充しました。