年別アーカイブ:2022年

部下に任せる

2022年5月9日   岡本全勝

4月27日の日経新聞「私の課長時代」は、野上麻理・GSKコンシューマー・ヘルスケア・ジャパン社長の「「みんな賢いやん」で改心」でした。

入社4年目で、同期で一番に課長級になります。部下は3人、業務目標の半分がビジネス、残り半分が部下の育成です。成果を出すのに必死で、部下を育てるどころか逐一管理するマイクロマネジメントに陥ります。
自ら出なくてもいい会議に同席し、細かい報告を要求します。期待通りでないと「なんで」と責めたくなり、部下は萎縮して負のスパイラルに。人前で叱った部下が会議室から去ることや、ほかの課長級の下に移動した部下が生き生きと働くことも。

周りに任せる部長級の上司には、自然と人が集まっていました。
「なぜそんなに任せられるのですか」と聞くと一言、「だって、みんな賢いやん」
ここで、野上さんは目から鱗が落ちます。

大型連休が終わりました

2022年5月8日   岡本全勝

春の大型連休が終わりました。皆さんは、楽しむことができましたか。
天気も一部悪かったですが、晴れた日が多かったのではないでしょうか。5月2日と6日を休むと10連休でした。始まる前は「長いなあ」と期待し、終わると「短かったなあ」と思います。
私は、前半はキョーコさんのお供で外出、後半は家族の用件が続きました。原稿執筆を稼ごうと思ったのですが、なかなか進みませんね。それが休みなのでしょう。健康で家族と過ごせたことを、良しとしましょう。楽天イーグルスの調子も良いです。
肝冷斎は、元気に活動していたようです。しかも、休み中にも仕事に出ていたようです。

いつも連休の際には思います。私たちは楽しんでいますが、この期間にも働いている人がたくさんおられます。運輸、医療、警察、消防、そして飲食や商店の人たち。感謝しなければなりません。
別の日に休みを取っておられるのでしょうが。子どもさんたちも、辛抱しているのでしょうね。

スマホ使用による脳の低下

2022年5月8日   岡本全勝

4月23日の読売新聞夕刊「もの忘れを防ぐには? 計算や読書で脳活性化」から。

Q 人の名前を思い出せないことが多くて困ってるの。
ヨミドック 加齢による「もの忘れ」かもしれませんね。年を取ると、脳内の記憶を呼び起こす前頭葉の機能が落ちて、過去に覚えたことを思い出しにくくなります。

Q 前頭葉?
ヨ おでこの裏側あたりにあります。「脳の司令塔」とも言われ、脳内に記憶を取り込んだり、呼び起こしたりする働きをしています。

Q 認知症の心配はない?
ヨ 認知症は、記憶の取り込みのほうがうまくいかなくなります。たとえば、朝食について聞かれても、食べたこと自体を覚えていません。
加齢によるもの忘れは、記憶を呼び出す力が落ちているので、食べたことは覚えていても、何を食べたのか思い出せません。高齢になると、どちらのリスクも高まります。

Q 若いのに、もの忘れが増えたという知人がいるわ。
ヨ スマートフォンの使いすぎによるものかもしれません。東北大加齢医学研究所の実験では、スマホで言葉を検索したり、メッセージをやりとりしたりする間、前頭葉の血流が乏しく、働きが抑制されているとわかりました。能動的に調べることや、漢字を思い出すことなど、前頭葉が本来行う作業をスマホに任せているためだと考えられます。
その状態で大量の情報を目にし続け、脳が疲労すると、若い人でも認知症と似たように、脳内に新しい情報を取り込みにくくなる可能性があります。スマホを使わない時間を意識して作りましょう。

孤独が支えるトランプ現象

2022年5月7日   岡本全勝

4月19日の日経新聞オピニオン欄、小竹洋之コメンテーターの「孤独が支えるトランプ現象 米国の民主主義、岩盤もろく」が、トランプ前大統領を支える国民と社会を分析しています。

トランプ前大統領を支えたのは、優越的地位が揺らいだ白人、格差拡大に不満を持つ貧困層ですが、もう一つは、中高年の白人、退職や離別などの事情を抱え社会的に孤立した人たちです。貧困や格差という経済原因と、孤独・孤立という社会的原因がその基礎にあります。
パットナム教授の「孤独なボウリング」が、説明に使われています。記事には、1990年と2021年の親しい友人の数が比較されています。

連載「公共を創る」で、孤独、社会的つながりの希薄化が個人の不安を増やし、社会を弱くすると説明しています。それだけでなく、民主主義、政治をも掘り崩します。

中途採用が全体の3割超に

2022年5月6日   岡本全勝

4月22日の日経新聞が「中途採用が全体の3割超に 22年度、即戦力重視強まる」を伝えていました。
・・・日本経済新聞社が21日まとめた採用計画調査(最終集計)で、2023年春入社の大卒の採用計画は22年春と比べて18.7%増となる。さらに22年度の中途採用は採用計画全体に占める比率が初めて3割を超える。デジタルトランスフォーメーション(DX)や脱炭素の需要が加速し、各社は即戦力である中途採用を重視する傾向を強めている・・・

日本型雇用慣行も、徐々に変化が進んでいるようです。