年別アーカイブ:2021年

若手社員、テレワークでは上司との意思疎通に不安

2021年10月18日   岡本全勝

10月11日の日経新聞夕刊に「若手社員の79%、テレワーク悩み 上司との意思疎通に不安」が載っていました。
・・・新型コロナウイルス禍で在宅勤務が急速に広がる中、若手社員の79%がテレワークに何らかの悩みを抱えていることが民間調査で分かった。オンラインで気軽に相談しづらい、アドバイスをもらいにくいなど、上司や同僚とのコミュニケーションに関する悩みが目立った・・・

元の調査結果は、スタッフサービス・ホールディングスの「新しい働き方の選択肢に関する意識調査 第4弾「テレワーク」のコミュニケーション不足は「気の使いすぎ」(2021年9月2日)です。
それによると、若手社員の79%が何かしら困っています。若手社員のテレワークにおける悩み1位は「ちょっとした相談ができない」が56%。続いて「話しかけたり、教えてもらうタイミングがわからない」41%、「上司や先輩がどう思っているかわかりづらい」38%と続き、悩み上位はコミュニケーションが目立っています。

先輩社員も、77%が何かしら困っています。先輩社員に聞いた、「テレワークで部下や後輩の教育や指導するときに困っていること」で最も多かったのは、「一方通行のコミュニケーションになっていないか不安」32%でした。続いて「部下や後輩のスキルが身につかないのではないかと不安」29%、「教えたり、指導するタイミングがわからない」23%と続きます。文書で伝えることの難しさや教育の仕方の課題だけでなく、若手社員が相談に困っていることに対して、先輩社員は「『聞いてくれればいいのに』ということがよくある」20%が上位となっていることから、コミュニケーションの取り方・気遣いに、ギャップがあると分析しています。

どのような工夫をしているかも、調査されています。参考にしてください。

異業種交流会再開

2021年10月17日   岡本全勝

10月から、東京をはじめ各県で、コロナ対策の行動規制が緩和されました。制限付きですが、飲食ができるようになりました。皆さんも、夜の会合を楽しんでおられるのではありませんか。

知人に聞くと、すぐに予定が埋まって「毎晩大変だ」と言う人もいます。お店も、「ようやく再開できました」とほっとしておられるようです。
私もぼちぼちと、異業種交流会を再開しています。延期したのが、たくさん貯まっています。ところが、数ヶ月間の空白があると、酔いがすぐに回ります。胃と肝臓の「訓練」を怠っていたので、弱くなったようです(苦笑)。皆さんも、気をつけてくださいよ。

知人には「会食がなかったので、減量に成功しました。健康診断の結果がよくなりました」という人も。私も少し減量できたのですが、すぐに戻るのでしょうね。

ノーベル賞真鍋さん、日本に帰りたくない理由

2021年10月16日   岡本全勝

10月9日の朝日新聞夕刊「真鍋さん、言葉濁した日本への思い」から。

・・・97年、真鍋さんは約40年ぶりに日本に戻り、科学技術庁(当時)の地球温暖化予測研究領域長のポストに就いた経験がある。だが、2001年秋、気候変動予測のスーパーコンピューター「地球シミュレータ」が稼働する前に辞任した。
《温暖化研究、第一人者失う》。当時の朝日新聞はそんな見出しで真鍋さんの辞任を報じている。

会見では国籍を米国に変えた理由も聞かれた。
「日本で人びとは常に、お互いの心をわずらわせまいと気にかけています。とても調和の取れた関係性です。日本人が『イエス』と言っても、それは必ずしも『イエス』を意味せず、『ノー』かもしれません」
「なぜなら、誰かの感情を傷つけたくないからです。アメリカではやりたいことができる。他人がどう感じているか、それほど気にしなくていい」
「米国で暮らすって、素晴らしいことですよ。私のような科学者が、研究でやりたいことを何でもやることができる」
「私は調和の中で生きることができません。それが、日本に帰りたくない理由の一つなんです」
会場が笑いに包まれる。真鍋さんは4秒間、観客を見渡した。笑わせようと冗談を交えたのか、あるいは本気で言ったのか。表情からは、読み取れなかった・・・

政府と医療界の責任、病床を確保する

2021年10月15日   岡本全勝

10月8日の日経新聞「しがらみ排し医療再建 コロナとの共生へ耐久力を」から。

・・・医は仁術ではなく算術だった。日本に新型コロナウイルスが上陸してからの医療界の動きを振り返ると、残念ながらこんな言葉が思い浮かぶ。
多くの医療機関でコロナへの対応よりも経営が優先された。政府が病床確保、オンライン診療の導入といった対策を実施しようとするたびに、経営上の損得という算術が大きな壁になった。
ワクチン接種など医療機関の算術を満たす報酬を政府が示した場合、対策は大きく進んだ。そうでない政策は空回りした。病床確保を前提に補助金をもらいながら、実際にはコロナ患者を受け入れずに収益を上げるという、仁術を全く感じられない病院も表れた・・・
・・・既得権の第一は医療機関の経営の自由だ。民間経営を理由に行政の指揮権が及ばない病院が8割もある・・・

欧米各国に比べ桁が少ない感染者数、欧米並みの病床と医者の数。なのに日本では、病床が足らない医療危機が叫ばれました。そして、指摘されながら、改善されたとは見えません。政府と医師会は、どのように説明するのでしょうか。

コロナ死、50代以下では8割が男性

2021年10月15日   岡本全勝

10月10日の朝日新聞、新型コロナ欄に「働き盛りの死者、8割が男性 肥満や糖尿、ストレス影響も」が載っていました。

・・・東京都内で新型コロナに感染した死者を分析すると50代以下では男性が8割を占める。若年から中年の働き盛りの世代が重症化する要因の一つが、肥満や糖尿病とされ男性がなりやすい傾向にある。専門家は食生活の乱れやストレスが背景にあると指摘し、「誰もが直面しうる問題」と注意を呼びかける・・・
・・・こうした傾向の一因とみられるのが、重症化しやすいとされる肥満や糖尿病を抱える割合が男性の方が比較的高いことだ。都が9月に発表した50代以下の死者のうち少なくとも3割が肥満か糖尿病を抱えていた・・・

・・・男性の方が肥満や糖尿病になりやすいのはなぜか。
糖尿病や摂食障害の治療を続ける九州中央病院の野崎剛弘・メンタルヘルスセンター長は、ホルモン分泌の違いで男性の方が内臓脂肪が蓄積しやすい傾向にあると指摘する。
野崎氏は長時間になりがちな労働環境にも問題が潜むと警鐘を鳴らす。男性は健康診断で問題があっても自分の体を気遣う余裕がなく、自覚症状が出るまで放置しがちな傾向にあるという。本人が自覚しないままストレスをため、暴飲暴食する生活が常態化している患者も少なくないという・・・