小中学生、誰にも相談せず不登校に

11月1日の朝日新聞に、「誰にも相談せず不登校に4割 小6中2、文科省が初調査」が載っていました。

・・・不登校の小中学生が増えるなか、不登校になるまでに誰にも相談しなかった小中学生が約4割に上ることが、文部科学省が不登校生を対象に行った初めての調査でわかった。どんなことがあれば休まなかったと思うかについては「特になし」が6割近くを占めた。

調査は昨年12月、協力してくれる学校から、2019年度に不登校だったことのある子に調査票を渡してもらい実施した。小学6年生713人、中学2年生1303人が回答した。
最初に学校に行きづらいと感じ始めたきっかけ(複数回答)は多岐にわたる。中2は「身体の不調」「勉強が分からない」「先生のこと」がそれぞれ約3割で、小6は「先生のこと」「身体の不調」「生活リズムの乱れ」がいずれも3割近かった。きっかけを大きく分類すると、小6、中2ともに8割近くが「学校生活」の関連を挙げていた。
学校に行きづらいと感じ始めてから休み始めるまでの間に相談した相手(複数回答)で最も多かったのは「家族」で、小6、中2とも約5割を占めた。次は「誰にも相談しなかった」で小6が36%、中2が42%。「学校の先生」は1割台で、「学校のカウンセラー」は1割に満たなかった・・・