企業の受付対応

打ち合わせや講演に呼ばれて、企業や大学などに行くことがあります。最近はコロナの影響で、減ってはいるのですが。受付の対応に、2種類ありますね。

一つは、玄関や受付まで、担当者が出迎えてくれるところ。あるいは、受付で名乗ると、「お待ちしておりました。直ちに担当者を呼びます」と対応してくれるところ。
もう一つは、名前と用件を名乗っても、「この用紙に、名前と住所と電話番号を書いてください」という受け付け。名刺を出しても、用紙に記入しろと言われた場合もあります。

後者の場合、せっかちな私は、名前を記入することは応じますが、「おたくの用件で、呼ばれて来たんやで。××さんを呼び出してください」と「抗議」します。たいてい、そのような申し立ては却下され、「決まりですから」と言われます。派遣の職員と思われる女性や、警備会社のおじさんとおぼしき場合が多いです。

職員は、この対応に気付かないのです。自分では、受付を通したことがないから。あなたの職場は、どちらですか。外食産業で、社長が覆面で自社のお店を調査する話を聞いたことがあります。あなたが自分の会社や役所の受付態度を「覆面調査」をしてもバレるので、誰か知人に頼んで一度調査してみてください。
受付って、その組織の「顔」ですよね。委託に出すのは、考え物です。委託に出す場合は、十分な教育か対応要領を用意すべきです。