年別アーカイブ:2020年

テレワークの課題

2020年6月15日   岡本全勝

6月10日の読売新聞、椎葉怜子・日本テレワーク協会客員研究員の「テレワーク もっと広がれ」から。

・・・テレワークの一番の悩みは働き過ぎ、いわゆる「隠れ残業」です。まじめな人ほど頑張ってしまいます。
過重労働を防ぐには、パソコン電源のオンとオフの時間を確認することや、ストレスチェックの強化が有効です。メールやメッセージの送信時間を制限している会社もあります。終業時間後や休日には、不要不急の連絡をしないようにするべきです。

私は自分で作ったウェブ制作会社で深夜まで働くうちに、こんな長時間労働では女性のキャリアは絶望的だと感じました。女性の働き方を支援する会社を設立し、長時間労働や働く場所の制約について考えていた時にモバイルワークに出会い、テレワークを広げる必要があると思いました・・・

・・・日本はその場の空気を読みながら仕事をする習慣があるので、会社にいないと「何もしていない」「会社への貢献が足りない」という恐怖心が生まれやすい。欧米では求める能力や仕事の範囲を明確にする「ジョブ型」の雇用が主流で、会社にいなくとも成果を出せば評価されます。人事評価の方法が課題になります。
テレワークは社員同士が感情面のつながりを保ちにくいという問題もあります。雑談でアイデアやイノベーションが生まれることもあるのですが、チャットやメール、ウェブ会議は基本的に用件が中心です。
また、「テレワークだと(部下が)さぼっているのではないか」と疑心暗鬼に駆られる管理者は多いです。パソコンの画面や利用状況を監視できるソフトもありますが、利用を前提とせずにコミュニケーションのあり方を再設計してほしいです・・・

外国籍の子に学びを

2020年6月14日   岡本全勝

6月9日の朝日新聞オピニオン欄、中川郷子・臨床心理士の「外国籍の子に学びを」から。
・・・日本の公立小学校で、発達障害などと診断され特別支援学級に入る外国人の子どもが目立つ。なぜそんなに多いのか。ブラジル人が多く暮らす地域を毎年訪れ、「デカセギ」の子どもの教育問題を調べてきたブラジル在住の臨床心理士中川郷子さん(63)が、この問題のからくりと、日本の将来にもたらす影響について語った・・・

・・・調べてみると、日本人の子どものうち特別支援学級に在籍する生徒の割合は全体の2~3%なのに、外国人の子どもでは5~6%にのぼることがわかりました。
実態を調べるために、特別支援学級にいた日系人の子どもたちに、日本語とポルトガル語がわかる私が知能検査などを行いました。すると、発達障害の疑いがない子が半数ほどいたのです。
文の構造が理解できるなど、学習言語が身についていないと思考力が育たないことや、ポルトガル語で覚えたことはポルトガル語でしか答えられないなどの事例があります。
日本語の指導が必要な子と発達障害を一緒に扱い、必要なケアを受けさせていません。私がみた子どもの中には、ただ、ひたすら花に水やりをしている子もいました。これは外国人の子の『隔離』であり、人権侵害といえるケースもあります。日本語の指導教員が日本語を教え、授業がわかるよう支援すべきなのに、通常学級でほかの子の邪魔にならないように、特別支援学級に入れている面もあります・・・

・・・一般的には、移民の第2世代は親より良い仕事に就くことが多いのに、日本にデカセギに来たブラジル人の子どもは、工場労働者のままです。さらに次の世代の子どもたちは、発達に障害があるとされ、世代を経るにつれ社会階層も学歴も落ちています。このままでは、深刻な社会問題を引き起こします。社会に貢献できる人材を育てることは、高齢化で労働者が不足する日本社会にとって重要なのに、です。
両親が一日中工場で働き、ブラジル人用の認可外保育施設などに預けられている子どもが多くいます。おもちゃもなく、必要な年齢に必要な刺激を受けておらず、十分な食事もとれていないので発育が遅れています。親たちも望ましい教育を受けておらず、子どもの扱いも分かっていません・・・

・・・保育園や幼稚園、小学校などをいくつも見てきましたが、『外国人の子どもを受け入れよう』という制度もマインドもありません。教室に座っていれば自然に日本語を覚え、日本社会に溶け込めるわけではありません。第2外国語として日本語を教えられる先生を置くなど、外国人の子どもを受け入れるインフラ整備が必要なのに、外国人は義務教育の対象にさえなっていません。
将来的に生活保護を受ける外国人が増え、日本社会の負担となっていくでしょう。社会の隅に追いやられ、非行に走り、犯罪も増えるかもしれません。いちど生活保護になったら、そこから抜け出すのは容易ではありません。魚を与えるのではなく、魚の取り方を教えるべきです。『外国人のためにやってあげる』と考えるのではなく、日本社会のために受け入れが必要なのです・・・

子どもと大人を見分ける方法

2020年6月13日   岡本全勝

道路に水たまりがあると、避けて通るのが大人。わざわざ入っていくのが子ども。

東京は、一昨日11日から梅雨に入ったとのことです。12日は晴れて暑かったですが、今日13日は雨が降り続き、また寒かったです。

夏椿開花

2020年6月12日   岡本全勝

今年、玄関先に植えた第3代夏椿。昨日1輪咲き、今日も1輪咲きました。もっとも、今年のつぼみは3つだったので、あと一つで終わります。

コロナウイルス陽性率

2020年6月12日   岡本全勝

先日「知らないうちに感染して免疫ができていた、とはなりませんかね」と書きました。ある人から、「ダメでしょう」と指摘されました。6月10日の日経新聞「コロナ陽性率0.43% ソフトバンクG4万人抗体検査」という記事を提示してです。

記事によると、日本国内では1%に満ちません。ニューヨーク州で12%、集団免疫を目指したとされるスウェーデンでも7%です。
冷たい指摘ですが、正しいですね。私を含め多くの人が免疫を持つのは、だいぶ先の話でしょうね。