年別アーカイブ:2019年

被災市町村からの復興庁評価

2019年3月6日   岡本全勝

2月26日に、復興推進委員会(復興に関する有識者会議)が開かれました。
その中で、宮城県の資料を紹介します。p4に、「復興庁・復興局の役割・機能に関する被災市町の声」が、整理して載っています。

・既存の枠組みでは解決困難な課題に対し、省庁横断的な協議が行われた。
・予算の説明責任が果たされている。
・一元的窓口として、所長の枠組みを超えたワンストップ対応がなされた。
・地域特有の事情を考慮した助言が行われた。

ありがとうございます。
まさに、私たちが狙っていた、「省庁を横断的に、被災地の立場に立って、ワンストップで、これまでにない課題を解決する」が評価されているようです。
もっとも、ここには書かれていませんが、十分に答えられずに、不満があったこともあったと思います。

人口減少への対応

2019年3月5日   岡本全勝

2月25日の日経新聞経済教室は、浦上拓也・近畿大学教授の「老朽化するインフラ 水道、広域・官民連携に活路」でした。

・・・厚生労働省は経営基盤強化を目的に水道法を改正した。主なポイントは、(1)法律の目的を水道の計画的な整備から水道の基盤強化に変更(2)国・都道府県・事業者の責務の明確化(3)広域連携・官民連携の推進の明示――の3つだ。
(1)については、水道が普及・拡大の時代から維持・管理の時代に移行したと宣言したといえる。20世紀は水道をつくるための技術が問われた時代だった。21世紀は水道を維持するためのマネジメント力がより一層重要となる・・・

日本の行政が、明治以来歩んできた「普及・発展」から、「維持・管理」の時代に変わったことが、よくわかります。人口は、2010年から減少し始めました。
さらに、「縮小・撤退」の分野も出てきます。これは、あまり楽しい話ではありませんが、避けて通ることはできません。
普及・発展は、研究者や企業が参入します。しかし、縮小・撤退は企業は「参入しない」ので、行政が責任を持って行わなければなりません。

山奥を訪れる外国人

2019年3月5日   岡本全勝

2月25日の福島民友新聞に「奥会津に訪日客急増」という記事が載っていました。
昨年1年間に奥会津7町村の宿泊施設に泊まった外国人は、延べ2153人で、前年比1.7倍だそうです。
7町村は、柳津、三島、金山、昭和、只見、南会津、檜枝岐です。
2015年には459人だったのが、3年で5倍近くに増えています。
JR只見線から眺める絶景や、情緒あふれる温泉を目当てに、訪れるのだそうです。
会津若松へは行った人もあるでしょうが、そこからさらに山奥です。日本人もあまり行かないところです。

奥会津に押し寄せる外国人、只見線はラッシュ状態」という記事を見つけました。

寒い3月4日、動く書斎

2019年3月4日   岡本全勝

今日は3月4日、ひな祭りも終わり、暦では春でしょう。でも、東京は、雨の降る寒い朝でした。いつもの8時8分発の新幹線で、福島へ。

新幹線の中の1時間半は、邪魔が入らずゆっくりでき、集中できるありがたい時間です。たまっている新聞切り抜き(破った新聞)を読むのに、ちょうど良い時間です。読んだら捨てるもの、考え事のヒントになる記事、このホームページで紹介したい記事を分類します。
揺れる車内ですが、メモは書けます。記事に線を引いたり、メモを取るために、2色ボールペンは常に内ポケットに持っています。

大宮駅を過ぎた頃に、車内販売が来るので、コーヒーを頼みます。私はあまりコーヒーを飲まないのですが、ここは気分転換に。
あと2週間で、この車内販売はなくなるそうです。人手不足でしょう。

そのほかたまっている資料に目を通して、あっという間に1時間が経ちます。まあ、集中力が続くのは、ここまでですね。

福島駅に着いたら、こちらも雨。さらに、午後の気温が4度程度。こちらはもっと寒かったです。昨日おとついの被災地視察が、良い天気で良かったです。

しかも、私が土曜と日曜に仕事をしているのに、肝冷斎は野球を見に行っているのです。

統計不正問題2、仕事の流儀

2019年3月4日   岡本全勝

統計不正問題」の続きです。2つめは、失敗の原因です。
詳細は、調査によって明らかになっていくでしょうが、私は職場慣行の問題と関連させて考えています。
すなわち、「前例通りに仕事をする」「引継書で仕事をする」という職場慣習が、今回の問題の背景にあるのではないでしょうか。

日本の役所では(企業でも同じと思いますが)、異動した際に、新しい職に就いたときに、上司から「あなたのすることはこれだ」と指示を受けることが少ないです。前任者の資料と引継書を見て、また周りの同僚たちに聞きながら、仕事を覚え処理します。大部屋でみんなと一緒に仕事をしている場合は、これで効率的だったのです。

しかし、
・新しい事態に対応できない
・目標と執行管理が不十分になる
・管理職が責任を持たない
などの欠点があります。

今回の統計不正(法令に定められたとおりに実施せず手を抜いたこと)も、「前任者と同じように仕事をする」ことが、間違いが続いた理由の一つでしょう。上司が確認していたら、あるいは職員が入れ替わった際に仕事の内容を指示していたら、防げたはずです。

現場の事実を確認せずに書いているので、間違っていたらごめんなさい。