災害公営住宅での孤独死

NHK福島が、「データで見る震災・原発事故」を続けています。9月10には、避難した人たちのすまいについてです。

・・・福島県内に整備された仮設住宅の入居戸数は、もっとも多かった平成25年4月には、1万4590戸ありましたが、避難指示の解除に伴い、無償提供が徐々に終了していることなどからことし7月末時点で、1%以下の124戸まで減っています。
人が住まなくなった仮設住宅の撤去作業も進み、全体の67%にあたる1万1278戸がすでに撤去されています。
その一方、仮設住宅から災害公営住宅への住み替えが進んでいて、7月末時点の入居戸数は、6889戸に上っています・・・

その一方で、問題も生じています。
・・・誰にもみとられずに亡くなる「孤独死」が年々増えていて、NHKが県や市町村に聞いてまとめたところ、これまでに少なくとも27人が「孤独死」で亡くなっています・・・
これは、災害公営住宅だけでなく、全国各地の住宅で起きている問題です。