慶應大学、地方自治論Ⅱ第12回目

今日11日は、慶應大学で地方自治論Ⅱの第12回目の授業。
地方財政の各項目は一通り話し終えたので、今日はおさらいの意味を込めて、地方財政の見方と、分権(自立と自律)の成果と課題、地方財政の課題をお話ししました。
その際には、内包と外延・深掘りと周囲確認、肝冷斎の絵も話しました。

学生の出席カードには、「ものを見る見方がわかった」との記述が多かったです。
うれしいですね。地方財政の仕組みなら、教科書を読めばわかります。私が慶應大学法学部の学生に教えたいのは、そのような知識ではなく、ものの見方、考え方、このあと社会で活躍する際に必要なものです。彼ら彼女たちは、これから日本社会を背負って立つリーダーなのですから。