慶応大学授業、学生の反応

4月20日の授業で提出された、学生の出席カードに、目を通しました。
ほとんどの学生が、意見や感想、質問を書いてくれています。新聞や本の読み方の指導をしたので、それについての感想が多かったです。
新聞に関しては、「これから読むようにします」という学生のほか、次のような趣旨の記述がたくさんありました。
・新聞のすべてに目を通さなければならないと考えていたので、おっくうでした。そうでない読み方を教えてもらって、安心しました。
・記事が逆三角形になっていることが、わかりました。
・「新聞は有限、ネット記事は無限。だから、忙しいとき、全体を見るには、新聞の方が良い」は納得しました。ネットが無限につながるデメリットがわかりました。
・日経新聞の読み方小冊子「わかる!日経」がためになりました。新聞の読み方を教えてもらったのは、初めてです。
なお、「今週から日経を取り始めました」という学生がいました。

そのほか、次のような記述も。
・先週教えてもらった本の読み方を、早速実践しました。
・「生産の読書、貯蓄の読書、消費の読書」の3分類が、よくわかりました。無自覚で、そのような分類をしていましたが、話を聞いて、より効率的に読書ができそうです。
・鎌田先生の『理科系の読書術』を読みました。いくつかの点にも感銘を受けました。また、本を読むときの気持ちが楽になりました。
・岡本先生でもインターネットが気になって、仕事の邪魔になるのですね。毒だと分かりました。スマホに時間を取られないように、気をつけます。
・(スマートフォンに邪魔されないために)スマホを使わず、あえてガラケーにしている理由が分かりました。
・「集合時間10分前集合」という社会人の基本を学びました。社会人の常識を、もっと話してください。

質問もたくさんありました。これらについての解説と、いただいた質問は、次の授業でお話ししましょう。官僚の仕事や総理秘書官の仕事について聞きたいという要望もありました。それも、授業の合間に、おいおいお話ししましょう。