経済同友会、復興ミニシンポジウム登壇

今日3月10日は、総理には福島県を視察いただきました。福島駅でお迎えした後、そこで別れて、私は仙台へ。
経済同友会の震災復興ミニシンポジウムに、出席しました。シンポジウムでは、復興庁の加藤統括官が現状と課題を報告。私は第3部の司会です。
経済同友会には、イッポイッポ・ニッポン・プロジェクトをはじめ、多大な協力をいただきました。

今回の大震災対応に当たって、いくつかの基本を考えました。
まず、「3つの復興」です。被災地は、インフラ復旧だけでは、被災地は復興しない。産業となりわいの再開、コミュニティ再建が必要だということです。後ろの2点については、これまでにない施策を打ちました。復興庁の公表資料「現状と課題」は、常に、被災者支援(コミュニティ再建)、住宅とインフラ復旧、産業なりわいの再開の3つを掲げています。
もう一つは、「3つの主体」です。インフラ復旧は、政府がお金を出せばできます。しかし、後ろの2点は、政府は得意でなく、お金だけでもできません。企業・産業界と、ボランティア活動・NPOの協力が必要だったのです。
町のにぎわいの復興に必要な3つの要素」をご覧ください。

その際に、経済同友会は強い味方でした。全国のそして地域の経済界のリーダー、オピニオンリーダーを糾合し、復興政策を理解し、支援をしてくださいました。
今日は、その点について、改めてお礼を言ってきました。これだけ、産業界と政府が協働した分野も珍しいでしょう。