年別アーカイブ:2017年

東日本大震災は2012年?

2017年9月22日   岡本全勝

先日「これも風化?」(9月12日)、「さすが山川出版社」(9月15日)を書きました。今日9月22日の朝日新聞で、「東日本大震災は2012年? 山川出版ヒット書籍で誤り」という記事が載っていました。
・・・同社は「被災した方々のことを考えると、あってはならない間違い」(曽雌(そし)健二編集長)として対応を急いでいる・・・
・・・原稿は曽雌氏ら2人で2回校閲したが、誤りに気付かなかった・・・

まあ、「人間は間違う動物である」と言えば、それまでですが。役所がこのような間違いをしたら、マスコミはどう書くでしょうかね。

政治家の役割、官僚の仕事

2017年9月21日   岡本全勝

9月15日の読売新聞解説欄、ニック・クレッグ(前イギリス副首相)の発言に、次のような表現がありました。イギリスの欧州連合(EU) 離脱に関して、現在のイギリスとEUとの交渉についてです。
・・・メイ政権はこの夏、7本の基本方針説明書を出した。だが、どれも官僚作成の資料集のような浅薄なもので、今後の英国について、政治指導者が戦略観を示したものはゼロ・・・
官僚の端くれとしては残念な表現ですが、政治家の役割を示していると考えましょう。

なお、発言はこのあと、次のように続きます。
・・・欧州は今、米国の孤立主義、ロシアの好戦的行動、難民問題、相次ぐテロ、気候変動対応など、難問山積だ。そんな中、英国が自己中心的で、だらだら長い交渉を持ち出したことに、多くの国は仰天している。英国は何を求め、どう決着させるのか具体的に説明する責任があるが、できていない。英EU関係は今、悪化する一方だ・・・

仕事の達人

2017年9月21日   岡本全勝

一つの仕事に打ち込む、そして達人になることは、すばらしいことです。
朝日新聞月曜夕刊に「凄腕つとめにん」という連載があります。
社長といった社会的な著名人ではなく、人知れず作業場や会社の中で、仕事に打ち込んでいる職人たちです。
「こんな仕事もあるんだ」と驚くような仕事が並んでいます。そして、毎日の作業が半端ではありません。「よく続くなあ」と感心します。達人とは、このような人たちをいうのでしょうね。

変化の激しい業界でのリスク管理

2017年9月20日   岡本全勝

朝日新聞オピニオン欄9月16日は、南場智子さん(DeNA創業者・会長)のインタビュー「マイナスからの出発」でした。DeNAは、インターネットサービス会社大手ですが、まとめサイト問題で不正確、無責任な内容を掲載し、それによって売り上げを伸ばしていたことで批判を受けました。

「スピード感とリスク管理のバランスが、とれていなかった?」という問に。
・・・私の仮説ですが、リスク管理機能が充実して整備されれば、やっていいこと、悪いことがはっきりして、意思決定も早く進む。今回は、完全に配慮が欠けていた。予測できたはず、ここが一番恥じているところです。結局、コンプライアンスの体制不整備の故に、1年近くの時を失いました・・・
「守安功社長の責任は」について。
・・・守安はコンプライアンスの徹底や権利侵害の是正を現場に厳しく指示しましたが、その後のフォローが不十分でした・・・

「あふれる情報の何を信じ、何を疑うか。難しい課題です」との問に。
・・・おまえが言うなとお叱りを受けますけど、本当に大事なことは一次情報に触れること。二次情報、三次情報にわりと簡単に影響されて、特に若者は仲間意識で盛り上がりがちです。ソーシャルメディアのオピニオンリーダーのつぶやきに左右されず、自分の腹に意見が聞けるような情報の集め方、整理の仕方をしてほしい・・・

大阪府市町村職員研修

2017年9月20日   岡本全勝

今日は、おおさか市町村職員研修研究センター(マッセOSAKA)に呼ばれて、講演に行ってきました。府下の市町村職員研修です。テーマは、「ぼくたち、わたしたちもみんな新人だった~振り返ろう、公務員とは」です。
拙著『明るい公務員講座』を基本に、話して欲しいとのことでした。対象者は、20歳台から50歳台まで幅広く、話の焦点を絞るのが難しかったです。でも、このような研修に参加しようという意欲がある時点で、今日の参加者は「合格」ですよね。
私の話に対しての反応もよく、気持ちよく、そして調子に乗って話すことができました。いつものように、私の実例(失敗談や普通の公務員では経験できない話)を入れつつ、次々と「場面展開」をするので、話について来るのが大変だったかもしれません(反省)。
みなさん、さらに研鑽を積んで、仕事をこなし、出世してください。

この研修所の所長が、齊藤愼・元大阪大学教授です。地方財政の大家で、かつて大変お世話になりました。久しぶりに、ご挨拶をしてきました。