ソーシャルセクターの実態調査

新公益連盟の「ソーシャルセクター組織実態調査2017」を紹介します。NPOや社会的企業44団体の調査結果です。
見出しは、「NPOは「慈善活動の場」から「一般企業と遜色のない、キャリアアップの場」へ」となっています。

調査の趣旨は、次の通り。
・・・2011年東日本大震災以降、ソーシャルセクターの役割は高まり注目を集めている一方、いまだに「ソーシャルセクターは給与が低く魅力的な労働環境とはいえない」というイメージがあります。
そこで新公益連盟は、給与・働き方・キャリアなどソーシャルセクターの組織実態を明らかにするため、新公益連盟の加盟団体を対象に調査実施し、一般企業との比較もふまえた調査結果をこのたび発表しました・・・

結果の概要です。
・・・今回の組織実態調査を通じて、アンケートに回答したNPO等の団体の多くが、一般企業と比較して給与水準は引けを取らず、多様な働き方を導入しており、生産性高い職場環境を整えつつあることが明らかになりました。
一般職員の平均年収:一般中小企業の非役職勤務者「291万円」に対し、ソーシャルセクターの一般職員の平均年収は「339万円」(管理職含めた全体では「383万円」)と引けを取らない
平均残業時間:月平均で一般企業は「22.4時間」に対し、ソーシャルセクターは「13時間」と少ない・・・

詳しくは、報告書をお読みください。