『地方行政』連載「明るい公務員講座・中級編」の第25回「職場管理の知識(3)職場の規律」が発行されました。
労働法制を守らなければならないことは当然ですが、近年はその他にも注意しなければならないことが増えています。
一つは、長時間労働の禁止です。かつては、よく働くことは美徳でした。私も、若い時はそれを自慢していました。しかし、過労死などの問題が出て、長時間労働は悪になりました。
職場で増えてきたのが、メンタルヘルスの問題です。うつ病の職員が増えています。しかし、彼ら彼女らに対する指導の仕方を、きちんと教えてもらっている人は少ないでしょう。セクハラとパワハラの問題などもあります。
かつては問題にならなかったことが、大きな問題になっています。そして多くの管理職は、この新しい事態に対する対処の方法をきちんと教育されていないのです。
今回の内容は、次の通り。
長時間労働は悪、職員のメンタルヘルス、セクハラとパワハラの防止、男女共同参画と多様な人材育成。