今日は、経団連の榊原会長ほか幹部の方々と、福島第一原発を視察してきました。経団連は定期的に、被災地を視察してくださっています。私の役割は、バスの車中で、復興の現状と課題を説明することです。経済界のリーダーたちに、復興の理解を深めていただくことは、重要なことです。ありがとうございます。原発被災地でも避難指示が順次解除され、復興が始まっていることを説明しました。
また、経団連は、2020年の東京オリンピックに向けて、「オリンピック・パラリンピック等経済界協議会」をつくり、東北の復興に協力してくださっています。実は昨日7日に、内堀福島県知事に活動の状況を報告し、さらなる連携をお願いしたところです。
年別アーカイブ:2016年
帰還困難区域の扱い
朝日新聞9月5日の社説は、「帰還困難区域 「復興拠点」が問われる」でした。適確に事実と課題を書いていただきました。ありがとうございます。
この地域は放射線量が高く、帰還が困難と判断した地域です。財物については100%の全損補償をし、故郷喪失分を含めた精神賠償を払いました。4人家族だと平均で、1億6千万円です。もちろん、住み慣れた家と故郷を追われることに対し、お金では補えません。
5年が経って放射線量が低下した地区もあり、そこから帰還できるように拠点をつくろうというのが、今回の方針です。「全面解除すれば良い」という意見もありますが、それにはかなりの時間がかかります。すると、帰還は先延ばしすることになります。帰ることができる地域から進めるのか、みんなでまだまだ待つのか。
全員が直ちに満足できない場合に、どのように進めるか。その一つの回答が、今回の方針です。
明るい公務員講座第34回
連載「明るい公務員講座」第34回、「人生は最大の企画」が発行されました。第2章第4節「人生に貴賤はある」の第7回目です。
あなたにとっても、わたしにとっても、人生は一回きりのドラマ(劇)です。事前にシナリオ(台本)はありません。毎日の仕事と生活で、その劇を作っていきます。意識しなくても、時間は過ぎていきます。しかし、自分の人生を満足できるものにするには、それなりの目標と努力が必要です。今回の内容は、次の通り。
40歳は折り返し、我が人生を企画する、あなたがつくるあなたの人生、時間をつくる、時間泥棒に注意、スマホは危険、人生は人それぞれ。
さて、昨年11月から始めたこの連載ですが、これで34回。次回で、初級編が完結します。
成功して得たもの失ったもの
朝日新聞9月5日経済面「トヨタ自動車 ベンチャー精神、原点回帰」、豊田章男・トヨタ社長の発言から。
・・・たとえば販売店の経営者の3代目、4代目の方に、「1代目の方がトヨタの販売店をやるときに、何がなくて、何がありましたか」とうかがうと、「あったのは夢と情熱です。それと借金。なかったのは信頼、お客様だったと思います」と。そして今あるのは信頼、実績で、借金もない。なくなったのは夢と情熱なんですね・・・
イタリア下院議長、被災地訪問
今日6日は、イタリア下院議長を、被災地にご案内しました。9月1日から4日まで、G7下院議長会議が日本で開かれています。イタリアの、ラウラ・ボルドリーニ下院議長が、被災地を訪問したいとのことで、わたしが説明役を務めました。時間がないので、いわき市の津波被害と復興を見ていただきました。
イタリアも地震の多い国で、先月も大きな被害がありました。2009年には中部のラクイラで地震があり、イタリアでのG7の会場が急きょラクイラに変更されました。被災地を元気づけるという意味があったのだと思います。麻生総理のお供をして、被災地を訪問しました。そのような話も、議長としました。
イタリアは、煉瓦造りの古い住宅が多く、これらの耐震補強が課題だとのこと。「日本はどうしているのか?」との質問でした。日本の住宅それも古いのは木造で、耐震補強するか、100年経たないうちに建て替えますからねえ。