11月6日日曜日は、経済同友会の「IPPO IPPO NIPPON プロジェクト 東北支援終了式典」に、仙台まで行ってきました。「IPPO IPPO NIPPON プロジェクト」は、経済同友会が行ってくださった、被災地の専門高校などへの実習用機材などの寄付です。パソコン、工作用機械など、実業系の高校の実習には、なくてはならない機材です。5年間で、約22億円の寄付をしてくださいました。私も、お礼の言葉を申し上げました。
災害復旧では、元に戻すことが原則なので、今や使われなくなった機械を買い換えるという「変なこと」が起きそうになりました。製図台はもう使いません。コンピュータです。学校を再建する際に、現地で同一のものを再建することは、危険だし無駄なのでやめたのですが、備品の類いまでは、この「融通性」が徹底しなかったようです。反省です。
また、備品台帳に載っていないものは、復旧予算の対象にならないということも起きたようです。さらに、事務処理に時間がかかったり。多くは県立高校なので、県庁において、もう少し弾力的迅速に対応して欲しかったです。ここも反省。
これらを、同友会の皆さんが支援してくださったのです。「高校生たちの感謝の声」をお聞きください。5年間の成果の概要は、おって、同友会のホームページに載ると思います。ありがとうございました。(2016年11月8日)
年別アーカイブ:2016年
明るい公務員講座、単行本作業、2
連載した「明るい公務員講座」を、単行本にする作業を進めています。第2校を、編集長に渡しました。初級編である第1次連載は、合計35回にもなり、大変な分量になっています。編集長と相談の結果、分量をほぼ半分にして、基礎的なものに絞りました。そして、順番を並び替え、冗長な文章を削除したり。最終稿になるには、まだいくつか作業が必要です。(2016年11月6日)
御厨先生、日本近代史学の批判
御厨貴先生の『戦前史のダイナミズム』(2016年、左右社)は、放送大学教材を再録したものです。
冒頭の、近代日本史の論争についての説明と評価が、勉強になります。
・・・というのも、高度成長の果実が実り出した1960年代以来、学者の領域と小説家・ノンフィクション作家の領域とに、暗黙のうちに二分されていた歴史の世界の境界が、これら新規参入者たちの活動によって、曖昧になり、その再編の可能性が生じているからです。
一般読者に読まれることのない学者の著作と、学者が読まぬふりをする作家の物語というすみわけ。こんな不毛な事態が続いたのは、やはり学者の側の責任が大きい。知る人ぞ知る存在たるべしという権威主義と、学会内の世界がこの世のすべてと思い込む夜郎自大性とが相まって、一方で空虚な理論研究に、他方でマニアックな実証研究に自らを封じ込めていったからです・・・(p4~)
・・・学者の著作が読んで面白くないと評された60年代以来、学者はかえって専門の世界に閉じこもってしまった。そこでは近代史全体を見渡すことなく、小さな歴史事象一つひとつの「証明」に追われています。
時に空虚なイデオロギーと小さな事柄の「解釈」をドッキングさせての検証、まずはご苦労さま。時に歴史観まったくなきままの、事実の「証明」を終えて業績がまた一つ。しかも「証明」と「解釈」をきちんと読むためには、ルーペが必要とされるではないか・・・(p8~)
(2016年11月5日)
明るい公務員講座・中級編、執筆。2
夕べ3日の夜に、編集長に原稿を電子メールで送りました。昨日書いたように、400字詰め原稿用紙で、45枚にもなる力作です。
すると、今日4日の昼には、ゲラになって返ってきました。きれいな印刷の形でです。私と右筆とが一月近く呻吟した原稿が、半日でゲラになって戻ってくるとは・・。トホホ・・。
昔は、原稿は200字詰めの原稿用紙にペンで書き、郵送しました。その原稿に編集長の朱がびっしり入り、それから活字を組んでもらいました。若い人には想像できないでしょうが、細かい鉛の活字(それは左右が反転している文字です)を並べていくのです。植字工さんの苦労を思うと、原稿用紙のマス目に、一文字一文字を慎重に書いたものです。
今は、執筆もワープロで、届けるのもインターネットです。印刷用の版を組むのもコンピュータで、修正も簡単にできます。かつてに比べ、はるかに効率化され、他方で一文字の重みが軽くなりました。
と、ぼやいている間に、次の締めきりが追いかけてきます。昨日出した分で、記事では3回分です。一月しか、もちません。
明るい公務員講座・中級編、執筆
「明るい公務員講座・中級編」の続き、第3章第2節2「企画と立案」を書き上げました。右筆がかなり加筆をしてくれたので、それを取り入れました。また、その過程で、次々と「これも書いておこう」「若い人たちには参考になるかな」という項目が浮かんできて。
定例事務を処理することや、部下の仕事を管理することだけでなく、事務の改善や新しい課題に取り組むことで、課長の力量が問われます。新しいことに取り組むことは面倒なことも多いですが、課長職の醍醐味でもあります。
400字詰め原稿用紙で、45枚にもなる力作です。これで、記事になる際には、3回分にはなるかな。