富士総合火力演習

今日は、東富士演習場(御殿場市)まで、陸上自衛隊の「富士総合火力演習」を視察に行ってきました。心配された雨も、演習中は降りませんでした。ただし、雲が低く、航空機が上空を飛んでいる姿や、そこから発射されるミサイルは見えませんでした。着弾は見えました。富士山も見えませんでしたが。2万人を超える観衆が集まっているので、雨が降ったら大変です。
さすがに、戦車などの実弾射撃は、迫力があります。8月14日から、全国から呼ばれた部隊が訓練を重ねたのだそうです。遠くの的に、一斉に命中させるのは、訓練がいるでしょうね。もちろん、実戦はない方が良いのですが、国際情勢は、そんな平和なものではないようです。ふだん私が付き合わない方々と意見交換、というか、いろいろ教えてもらいました。
ところで、大震災の際には自衛隊が大活躍したのですが、意外だったのが、お風呂です。食事などの必要品は運び込み、またトイレも仮設で設置しました。最後まで「日常」でなかったのが、お風呂です。水と設備と燃料が必要なのです。お風呂を持っている、持って行けるのは、自衛隊だけです。発災1か月後の調査でも、「お風呂に入っていない」という回答に驚き、納得しました。お風呂のないところでは、体育館などの避難所から、ホテルなどに「休息」に行ってもらいました。