福島第一原発作業員

読売新聞が、毎月11日前後に、「震災5年 再生の歩み」という特集面を組んでくれます。6月11日は、「防護服不要 構内の9割」でした。福島第一原発の廃炉作業です。
最初の頃は、防護服と顔を全面覆うマスク(面体)着用でした。私もこの格好をしましたが、全面マスクはきつかったです。息が漏れない(防塵フィルターを通さずに外気を吸わない)ように顔に密着させるのですが、それがきついのです。目の前が曇ったり・・。
これらは、放射線を防ぐ機能はありません。放射性物質のゴミが、体につかないようにするのです。原発を出るときには、これらをすべて脱ぎ捨てます。水を飲む、トイレに行くのも、大変です。
今は、ごく一部の地区を除いて、ほぼ普通の格好です。この記事は、インターネットで見ることができないので、新聞をご覧ください。写真付きで、わかりやすいです。
この過酷な条件の下で作業をしてくれた人たちに、感謝を申し上げます。