福島への行き帰りの新幹線からは、野や畑が少しずつ春めいてきた風景を見ることができました。コブシや木蓮の白、麦畑の鮮やかな緑がきれいです。新幹線の中で執筆が進んだので、ご褒美に上野で下車。今週は連日の異業種交流会、加えて土日も仕事をしましたし。上野公園は、花見客で大混雑でした。桜並木は、まだ3分咲きでしょうか。
ボッティチェッリ展(東京都美術館)が、4月3日までなのです。これまた、人の頭を見に行ったようなものですが。しっかりとした構図、描かれた人の表情もよいですが、鮮やかな色使い、特に赤と青にハッとします。1,600円で、イタリア各地から集められた名画を見ることができるのです。これに、名画「プリマヴェーラ」か「ヴィーナスの誕生」が並んでいたら、すごいです。でも、それだけも名画が日本に行って「留守」だったら、イタリアに見に行った愛好家が、怒りますわね。
月別アーカイブ: 2016年3月
日本自治学会セミナー
今日は午後から、立教大学(東京池袋)での、日本自治学会主催のセミナーに出席しました。「東日本大震災から5年 ― いま問われる復興の課題」。約70人ほどの方が集まってくださいました。これまでの復興の実績、何を変えたか、何が不足しているかを議論してきました。
いわき市、復興住宅住民意識調査
福島県いわき市の津波被災者向け公営住宅の住民に対する意識調査結果を教えてもらいました。いわき明星大学が実施した調査です。6団地、458世帯を対象として、281世帯から回答を得ました。詳しくは調査結果を見ていただくとして。
団地生活に満足している人とやや満足している人を合わせて、67%です(図20)。この数字を見て安心しました。もちろん不満な方が33%おられます。しかし、必ずしも自らが望んで作った自宅ではありません。それでも、3分の2の方に満足してもらっているのです。
近所づきあいは、減った人が68%です(図12)。やはり、若い人ほど近隣関係が希薄です(図14)。それでも、自治会には71%の人が参加しています(図15)。努力の成果は出ています。ありがとうございます。
この地区では、グループを組んで入居したのが、4割近くおられます。これが満足度を高め、近隣付き合いを深くしていると思います。
良い調査をありがとうございました。
頑張るより結果
日経新聞3月22日「働きかたNext」「日本、こう変えよう」、新浪剛史・サントリーHD社長の発言「頑張るより結果で語れ」から。
・・・これからの日本人の働き方はただ頑張ろう、だけではだめだ。企業としては生産性を上げていかねばならない。
私はあえて社員に「頑張るな」と言っている。朝早くから「ひたすら頑張り抜く」という発想は古い。働いた時間に関係なく結果を出すことが大事だ。これからの日本は「ミッションコンプリート型」の働き方が重要になる・・・
百貨店での東北支援、2
昨日書いた三越での東北支援「お花見フェスティバル」、復興庁が支援している内容を紹介したページを載せておきます。
「世界にも通用する究極のお土産」、「東北発!百貨店推奨ブランド」
また、「世界にも通用する究極のお土産」が、本になりました。「世界にも通用する究極のお土産 公式ガイドブック 」です。担当者の言です。
・・・全112商品を、きれいな写真とテキストで紹介しています。
東北6県の食品を対象にしたコンテストで、大手百貨店等のプロのバイヤーが東北の逸品を厳選しました。
約500商品の応募の中から112のノミネート商品が選ばれ、さらに昨年9月14日に開催された最終審査会で選定商品10商品と特別賞1商品が選ばれました。一つひとつの商品に、生産者の思いが込められており、全国を驚かせる魅力を東北は持っているんだと改めて実感できます。是非お手に取ってご覧ください・・・