役目を終える仮設住宅

1月22日のNHKニュースに「宮城県岩沼市で、県内で初めて仮設住宅無くなる見通し」が取り上げられていました。
・・・宮城県岩沼市では、震災のあと3か所に仮設住宅が設けられ、一時は384世帯、およそ1000人が入居していました。去年、集団移転先が整備されるなどして退去する人が相次ぎ、22日現在、仮設住宅で暮らしているのは25世帯、58人となっています。
岩沼市は、これらの世帯について収入状況に応じた移転先を提案するなど生活の再建を後押ししたところ、25の世帯のすべてが今後、自宅を再建したり、災害公営住宅に移ったりするなどして、入居期限となっていたことし4月までに退去する見通しとなったということです・・・
自力での住宅再建と災害公営住宅などの整備が進み、仮設住宅を出る人が増えています。これからも、次々と高台移転の宅地造成が進み、公営住宅も完成します。早くそちらに移ってもらい、住環境の悪い仮設住宅を終わらせることが、当面の一番の課題です。