新しい東北、ハードでなくソフトの支援

6月26日に復興推進委員会を開き、「新しい東北」の先導モデル事業(平成26年度新規分、プロジェクト事業)を、決めました。
子育てや高齢社会の分野では、次のような事業に取り組みます。
・高校生若者による地域ビジネス支援の仕組みづくり
・仮設住宅に居住する高齢者の認知症予防
・保育所を活用した生活不活発病防止食事受け取りシステムの構築事業
少子化や高齢化が進む被災地で、健康で生き生きと暮らしてもらえるようにする試みです。これは、今後全国のモデルになるでしょう。
また、産業や観光では、次のような事業があります。
・サメまち気仙沼の持続可能な漁業と高齢化社会のヘルスケア食開拓
・観光と水産を融合させた先進的事業モデルの構築
被災地の産業復興も、施設設備の復旧だけでは、戻りません。取引先が別の地域の業者に奪われている場合もあります。また、せっかくの農水産物も、付加価値を付けて売らないと、利益は少ないです。
インフラや住宅復旧の次に、このように産業復興や、健康と生活支援が大きな課題です。