細菌からつくる薬

朝日新聞6月24日科学欄「熱帯救った日本の菌」は、驚きでした。日本人科学者の大村智先生が日本のゴルフ場で見つけた細菌から、寄生虫を殺す薬をつくりました。最初は犬の薬だったのですが、人間の熱帯病「河川盲目症」にも効くことがわかり、年間4万人の失明を防いでいるのだそうです。
1グラムの土には、1億もの微生物がいるとのこと。数だけだと、日本人の人口並みです。そこから、役に立つ菌を探し出すのです。先生は、年間3千もの菌を調べ続けたのだそうです。