復興推進会議

今日、官邸で「復興推進会議」を開きました。
まず、原子力災害対策本部と合同で、「避難区域見直し」を決めました。避難指示を出した11市町村のうち、既に5市町村が見なおし済みです。今日、3町村を見なおしました。あと2町も準備中です。区域見直しをすると、帰還できる区域とできない区域が明らかになります。それによって、賠償金が支払われ、他方、帰還できる区域から除染やインフラ復旧を進めます。
次に、復興推進会議として、「原発被災地域の早期帰還・定住プラン」「住宅再建の加速化に向けた施策パッケージ」「復興交付金の運用の柔軟化」を報告しました。
被災地で最も望まれているのは、住宅再建です。その見込みを示します。公営住宅24,000戸分、民間住宅宅地28,000戸分です(福島はまだ全体像の見込みが立ちません)。また、福島では、帰還の見通しを立ててほしいというのが、一番の要望です。それらに応えます。

この2か月の間に、施策の総点検、組織の充実、主要課題への対応など、矢継ぎ早に対策を打ちました。結構な成果が出ていると思います。
今日も、現地からの主要な要望2つについて、現時点でのできる限りの答えを出しました。会議の前に、マスコミの方に事前説明をしました。2時間近くかかりました。それだけの内容があるということです。もちろん復興の成果は、現地の復興度合いで測られるべきですが。
また、「現状と課題」(6p)「現状と取り組み」(ついに100ページになりました)も、更新しました。ご利用ください。