若手職員卒業試験

昨日金曜日、若手職員が資料を持って説明に来ました。あるテーマについて想定問答集を作るので、その項目を整理した案です。自信満々の様子です。確かに彼の自信通りに、内容は良くできていました。しかし私は、厳しく次のように指導しました。
「1 右上に、作成した日付が入っていない。
2 下に、ページ番号が打たれていない。
まずここで、失格。×。
次に、
3 表題が内容を表していない。よって、表題を見ても、これが何の資料かわからない。例えば、次のようにしてはどうか・・・。
4 さらに、これは別添資料であって、関係者に示す資料になっていない。この紙を関係者に配って、答弁作成の依頼をするのだから、この紙の前に、何の目的で、いつまでに、どのような体裁で作るかを書いた「趣旨紙」が必要。
よって、××」と。
彼は「ううう・・」と唸り、「岡本学校を卒業するために、卒業試験と思って作ったのですが」と。
私は、「これでは、落第。よって、岡本組組員に残留」と、申し渡しました。
内容は良くできた資料なので、月曜日には、100点満点の資料が上がってくるでしょう。