平櫛田中展

今朝、NHK日曜美術館で紹介していたのを見て、小平市の平櫛田中彫刻美術館へ、行ってきました。そう遠くないところに、こんな良い美術館があるとは、知りませんでした。中央線の国分寺駅から西武線に乗り換えて一駅。そこから歩いて10分でした。東京近郊にお住まいの方は、必見ですよ。
平櫛田中の旧宅を保存し、その横に展示館を建ててあります。横を玉川上水が流れ、前は一橋大学(小平キャンパス)の住宅街です。今は、大きな回顧展をやっています。
平櫛田中といえば、国立劇場のロビーにある、鏡獅子が有名です。この美術館には、4分の1のものが飾られています。
ところで、広くて立派なご自宅ですが、98歳の時に建てて、107歳で亡くなるまで住まわれたとのこと。また、あと30年分の彫刻の材を、用意しておられたのだそうです。色紙に書かれたモットーは、「いまやらねばいつできる わしがやらねばたれがやる」。
まだ50代のはな垂れ小僧として、反省。