被災地の病害虫駆除

7月4日に、日本ペストコントロール協会の方と、お会いしました。おどろおどろしい名称で、中世ヨーロッパを思い浮かべますが、ハエやネズミなどの病害虫駆除と言うと理解していただけるでしょう。
かつては、大きな問題でしたが、現在の日本では下水処理などが進み、見なくなりました。ところが、大震災では、大きな問題になりました。
トイレと下水処理場が壊れたので、仮設のくみ取り便所を作りました。また大量のがれきが発生しました。ここに、大量のハエとウジ虫がわいたのです。また、避難所では蚊の対策も大変でした。さらに、水産加工場が壊れ、大量の冷凍した魚介類が廃棄されました。ここにもハエが大発生しました。
この対策に、当たってくださったのです。記録をご覧ください。ここに載っている写真でもすごいですが、私が見せてもらったのは、もっとすごかったです。
今年も、津波被害地での蚊の発生が予測されています。たくさんの水たまりができました。昨年は海水で塩水だったのですが、今年は雨水になり、ボウフラが発生するのです。