復旧の理想と、現場での突破

今日は、有識者から、復興の進め方について、辛口の提言を頂きました。いくつも有意義な指摘はあったのですが、特に頭に残ったのは、次のようなことです。
・全ての被災地域を同等に進めるより、できるところ・進んだ地区に力を入れて、良い見本をつくってはどうか。すると、他の地域もまねをすることで、全体が進む。
・学者や外部の人が言う「理想的な街作り」は、時に「有害」な場合もある。多くの被災地は、そんな余裕はない。人口減少地域で、役場に余裕の能力がないときに、新しいことは考えるな。「町の未来像」を議論するのはよいが、まずは、復旧だ。
・できるところから働く場を再開せよ。三陸沿岸では、漁業の復旧を優先するべし。水産加工施設とか事業所をかさ上げして、事業を再開せよ。
納得する点が多いです。