年別アーカイブ:2011年

復興本部事務局の体制

2011年8月19日   岡本全勝

事務局は、各府省から職員を派遣してもらい、日に日に職員を増やしています。体制(班編制)が一段落したので、ホームページに組織図を載せました。見ていただくとわかるように、総括企画系統、インフラ構築系統、住民支援系統、産業振興系統に、大きく4系統になっています。その中に、班をたくさん置いています。班長は参事官(課長級)で、一人でいくつもの役割を兼ねてもらっています。職員数は、常勤で約130人になっています。

もっとも、私たちの仕事は、前例がなく定型でないことが多いので、手探りの部分も多いです。「分担」は、あって無きの状態です。仕事を片付けてもらってから、分担表を書き換えています(笑い)。
「前例がありません」「それは私の分担ではありません」という台詞が通用しない、「世間で批判される官僚組織とは違う珍しい組織」です。職員はみんな、新しい仕事これまでにない仕事に、積極的に取り組んでくれています。ありがたいです。しかも、仕事が素早い点も。感謝しています。

復興状況視察

2011年8月19日   岡本全勝

昨日18日今日19日と、五百旗頭真復興構想会議議長のお供をして、宮城県と岩手県で、被災地の復興状況を視察してきました。現地では、がれきの片付けや仮設住宅の建設も進み、避難所を解消したところもあります。復旧が本格化し、復興に向けて、復興計画の策定に取り組んでいます。
地理的条件や、被災の状況が違うので、復興計画も町によって異なります。平地の少ない場所では、高台移転が必要です。一方、水産加工業などは、津波が来たら逃げることを前提に、元の場所で再建を計画しているところもあります。地震被害の場合は、その場所での再建が主になりますが、津波の場合は同じ場所に建てると、また被害に遭うのです。かといって、リアス式海岸の場合は、平野は少なく、難しいです。
19日午前は、ちょうど大船渡市で、岩手県沿岸12市町村の会議があったので、私は本隊と別れそこに出席し、現在の国の取組を説明してきました。帰りの新幹線は、地震の影響で遅れました。
移動の間に、防衛大学校長である五百旗頭議長と会話する機会に恵まれ、いろんなことを教えてもらいました。役得ですね。

復興本部では、できる限り地方自治体の要望をお聞きすることを、心がけています。現地に行くと、いろんな意見を聞くことができます。「基本方針」を策定する際も、関係自治体から意見を聞きました。その意見をどのように反映したか。概要をホームページに載せるとともに、各団体には個別に文書で回答しました。聞きっぱなしに、しないようにです。

幹事大好きな友人

2011年8月17日   岡本全勝

先日の「お任せ民主主義と飲み会の幹事」(8月15日の記事)を読んだ、友人M君からのメールです。M君は「慰労会をするから、早く夜の時間を空けろ」と、しょっちゅう催促してきます。
・・面白く読みました。最近、この手の話も入っているところを見ると、貴兄のお仕事もちょっと落ち着いてきたのかなって感じます。
ご存知の通り、私もよく「飲み会の幹事」を引き受けます。私の場合は、「こんなお店は嫌だ」と文句をつける人は、「無視」する。日にちが合わなくても、「無視」する。ドタキャンならまだ良いほうで、「ドタサン(参加)」でもいいようなお店を選ぶ。貴兄が言う「幹事の大変さ」は、微塵もありません。したがって、今回の貴兄の意見には、賛同しかねます・・

ははは。M君、みんながあなたのようだったら、お任せ民主主義ではありませんよ。
慰労会は、もう少しお待ちください。明日から4日間、被災地への出張です。

避難者の数

2011年8月17日   岡本全勝

2週間ごとに調査している「全国の避難者の数」が、まとまりました。8月11日現在で、避難所にいる方は約9千人です。前回調査から約4千人減り、1万人を割りました。着実に減っています。避難所を閉鎖できた市町村もあります。しかし、発災以来5か月が経つのに、まだ1万人近くの方が不自由な生活をしておられるのは、申し訳ないことです。仮設住宅も順次完成しているので、早く避難所を解消するよう、努力します。

カエル健在

2011年8月16日   岡本全勝

あのカエル(2010年8月10日の記事)が、生きていました。と言っても、死んだカエルの一族でしょう。人の握りこぶしより大きな、茶色のカエルです。
今日夕方、自宅の前まで帰ってきたら、数人の人が集まって、騒いでいました。「え~、うそ~」「こんなところに、カエルがいるの?」と。子どもさんはおそるおそるのぞき込み、お母さんは携帯電話で記念撮影。
北隣の家から、斜め向かいのSさんの庭へ、悠然と道路を横切っているのです。Sさんの庭は広く、草木も一杯です。でも、池はないのです。去年からこの1年の間にも、わが家の南隣の「うっそうとした庭」は壊されて、家が建ちました。カエルにとって、さらに生活環境は悪くなっているのです。
友達はいるのでしょうか。家族はいるのでしょうか。元気で暮らして欲しいです。