避難所の実態把握

3県の避難所を対象とした実態把握第2回目が、まとまりました。987か所のうち、第1回目か第2回目に回答があったのは、510か所です。これで約半数のか所について、実態が把握できました。水道等ライフラインが全く復旧していない避難所が、11 か所あります。おにぎりとパンのみの食事の避難所は、なくなりました。入浴できていない避難所は、ありません。もちろん、未だ回答を得ていないか所が半数あるので、この中には厳しい条件のところもあると、推測されます。
緊急物資の調達と搬送は、21日から、各県が行うようになったので、政府による支援は終わりました。徐々に、通常の災害対応に移行しつつあります。インフラも、急速に復旧しています。「現地の課題と生活支援本部の取組み」も、変化しつつあります。
もちろん、避難所の生活を改善しなければならないこと、仮設住宅の建設を急がなければならないこと、がれきの撤去を急がなければならないことなどのほかに、行き先が把握できていない避難者の方がたくさんおられることなど、大きな課題があります。