梅澤高明さん(A.T.カーニー日本代表)が、日経新聞のサイト「BIZ+PULUS」で、ビジネスコラム「グローバル超競争時代の成長戦略」を連載しておられます。日本企業が、世界経済の競争の中で、どうしたら生き残れるかについてです。
3月16日は、「グローバル化加速に向けた変革」でした。グローバル市場で勝ち残るために、自前主義では限界がある。その際、技術、生産拠点などを買収や提携で手に入れる企業は多いが、もっと重要な「経営人材」や「ブランド」を、海外から手に入れて活用している企業は少ないことを指摘しておられます。私は門外漢なので、正確なところはわかりませんが、なるほどと思うことが多いです。
さて、その記述の中で、韓国サムスン電子の取り組みが、紹介されています。
・・同社は過去十数年で、低コストを武器とした「日本企業のフォロワー」モデルから脱却し「グローバルリーダー企業」に進化した。前会長は1993年、「変えよう」経営を掲げ、「ナンバー2精神を捨てろ。世界一を目指せ」と号令を発した・・
との記述があります。その後に、どのようにして人材を確保し、組織をグローバル化したか説明しておられます。