国民を誤らせる予測

27日の読売新聞「急げ年金改革」(中)「甘い予測、広がる不信」に、これまでの政府による出生率予測の表が載っていました。1976年推計以来6回の推計が、いかに大きく外れたかが一目瞭然でした。ご承知のように実績は急激に低下し続けているのに、予測はいずれもV字型に回復するとしているのです。予測というより、願望ととれます。そして、毎回、大きく外れるのです。結果を見ると、かなり、とほほ・・な予測です。これでは、国民は政府や官僚を信用しなくなるでしょう。