2006年10月5日 東京大学公共政策大学院・公共政策ワークショップ

今日は、東京大学公共政策大学院の公共政策ワークショップに行って、「三位一体改革はどうして進んだか」をしゃべってきました。多くの院生が熱心に聞いてくれました。森田朗先生金本良嗣先生も一緒に聞いてくださいました。短時間でたくさんのことをしゃべろうとするので、いつも早口になり、時間が足りなくなります。ごめんなさい。
官僚批判で話が終わったので、公務員という職業に失望された方もおられたかもしれません。しかし、官僚という仕事はまだまだ魅力があり、社会的にも重要な仕事です。ただ、今までのようなやり方=業界を保護し、補助金を配る、規制をするだけでは、国民の期待に応えていないということです。また、外国から制度を輸入するのでなく、国民が抱えている問題に取り組むべきなのです。その方向転換に、遅れているのです。
私の都合で、質疑応答の時間が十分にとれず、申し訳ありませんでした。もう少し時間があれば、これからの官僚をしゃべりたかったのですが。それはまた別の機会に。
概要が、大学院のHPに載りました。(10月18日)