薄れゆく方言

関係者の方は、気を悪くしないでください。
NHKニュースなどを見ていて、「おや?」と思うときがあります。現地の人が、街頭で質問に答えているときです。

私が30年以上前に鹿児島で暮らしていたときは、会話に苦労しました。単語が異なる以上にアクセントが違って、聞き取りにくかったのです。何度も聞き直したり、「こういうことやね」と確認していました。
3か月くらい経ったときに、職員から「課長、もう鹿児島弁に慣れてください」といった趣旨の内容を、鹿児島弁でしかられました。

ところが最近、テレビで鹿児島の人が、東京言葉でしゃべっていることが多いです。沖縄の人も、私がかつて知っている沖縄方言とは違う言葉を話しています。それを聞く度に、「違うで」と(もちろん関西弁で)テレビに向かってつぶやいています。

NHKの番組「チコちゃんに叱られる」、チコちゃんの関西弁はうれしいのですが、叱るときに「ボーっと生きてんじゃねーよ」と東京弁になるのですよね。
河内弁で「ボーっと生きてたらアカンど」は少々きついので、「ボーっと生きてたらあかんで」が良いと思うのですが。(ええと思うわ)。この項、続きまっせ