双葉郡住民実態調査結果

福島大学うつくしまふくしま未来支援センターが、平成29年2月に実施した「第2回双葉郡住民実態調査」結果を公表しました。「報告書
福島民友記事「震災前・非正規の6割「無職」」「7割が経済的に「不安」
暮らしを取り戻すことがいかに難しいかが、わかります。

NHKは、健康面を取り上げています。
・・・ 調査では、楽しい気分で過ごせたかや、落ち着いた気分で過ごせたかなど、精神的な健康度合いを測る、5つの質問への回答をWHO=世界保健機関の指標に基づいて点数化しました。
その結果、「精神的健康状態が低く、うつ病に近い状態」とされる、13点未満の人の割合は56.5%にのぼりました。
震災が起きた年の秋の調査での74.3%よりも17.8ポイント改善したものの、依然として精神的に不健康な状態が続いていることが明らかになりました。
一方で、みずからの健康状態について尋ねた質問に対しては、およそ60%の人が「よい」「ややよい」「普通」と回答していて、精神的な健康状態の悪化に気づいていないおそれもあるということです・・・