税務専門課程

今日は自治大学校で、税務専門課程徴収事務コースの入校式がありました。文字通り、地方税の徴収事務の専門課程です。全国の都道府県・市町村から、101人の税務職員=学生が入校しました。これから1ヶ月半、みっちりと専門研修を受けます。もっとも、すでに1か月以上の事前研修を済ませて、入校しているのですが。この課程では、授業方法にかなりの工夫をしています。
1 専門講師による講義(これは通常)
2 講義中に随時課題が出され、グループで検討する授業(講義・演習一体型)。学生はグループに分かれて、座っています。
3 事前に課題を与え、個人で検討した後、グループで検討。その結果をレポートにまとめて提出し、それを元に講師が講義をする授業(講義・演習分離型)
4 納税交渉や財産調査の事案について、行政側と納税者側に分かれての、ロールプレイング型授業
5 各人が持ち寄った、現状と課題などを元に、グループでおこなう討議・情報交換授業
といった、実践型の授業を行っています。税の徴収にあっては、滞納者に対する交渉、財産の調査、差し押さえなど、難しい場面が多いのです。
また、今日は校長講話を変更して、総務省自治税務局青木企画課長に、講義をお願いしました。講義を終えた青木課長からは「今日の学生さんたちは、真剣さが違いますね」と、おほめの言葉を頂きました。ありがとうございました。
防後教務部長、担当の松崎君、ご苦労様です。