山岳救助訓練

今日は、消防大学校の救助科が、山岳での救助訓練をするので、付いていきました。東京の奥多摩、秋川渓谷の山林を借りての訓練です。東京消防庁の支援を頂きます。
急な斜面20~30メートルを上り下りし、負傷者を担架に乗せて救出します。立っているのも難しいくらいの急斜面です。幸い雨は降りませんでしたが、早朝まで降った雨で、斜面はぬかるんで、さらにすべりやすくなっています。ロープを使って自らの安全を確保しつつ、担架を引き上げます。担架は、バスケット担架と呼ばれるそり状のものです。4人で担架を持ち、数名が上でロープを引き上げます。汗びっしょりです。
私は、その急な斜面は登らず、横に造られている登山道を登りました。これも道と言うより、足場があるというだけのものですが。安全靴にヘルメット姿です。子どもの頃、駆け巡った田舎の山を思い出しました。あの頃は身軽でしたから、ひょいひょいと上り下りしましたが、この歳では、迷惑をかけてはいけないので、慎重に。(2010年5月20日)

山岳救助訓練の写真を載せました。急な斜面の状況が、わかっていただけると思います。
新しいホームページソフトなので、試行錯誤しながら、写真の貼り付けに成功しました。