カテゴリー別アーカイブ: 身の回りのこと

東洋の古典、西洋の古典

ふと思い立って、柳沼重剛著『ギリシア・ローマ名言集』(2003年、岩波文庫)を読みました。途中寄り道して、『ギリシア ローマ 古代知識人群像』(1994年、岩波・同時代ライブラリー)も。

名言の中には、漢文や古文にもよく似たのがあったりします。でも、ラテン語や英語での表現は知りません。
日本は明治以来、それまでの中国文化から西洋文化に乗り換えました。私の父親までは漢文が素養であり、毛筆も必須でした。私は漢文も不十分で、毛筆もできません。肝冷斎のような古典漢文通は、絶滅危惧種でしょう。
とはいえ、記紀、万葉集、源氏物語、平家物語などのさわりは、身につけています。

次の世代は、英語が必須になりました。しかし、西洋古典の、ギリシャ・ローマ、聖書、シェイクスピアには、子どものころから慣れ親しんでいるわけではありません。
私たちの世代までが漢文を少し理解できたように、西欧の知識人はラテン語を学びました。これからの日本人たちが、英語で西欧の人たちと会話する際には、このあたりは不利でしょうね。

椿の剪定

先日の日曜午後に、きっしょを立てて、玄関脇の椿の剪定をしました。今年は花が少ししか咲きませんでした。どうやら、去年夏の剪定が失敗だったようです。木を植えてから17年、しばしば失敗しています

ナツツバキは2度も枯らしたのですが、椿は幹も太くなり、元気です。キョーコさんが水やりをしてくれているからです。
最初の頃は元気がなく、「しだれ椿ですか」とお師匠さんに笑われていました。てっぺんも高くなり、ここらあたりで止めないと、手が届かなくなります。

作業をしていると、お師匠さんが来てくださり、指導をしてくれました。さらに、上の方の作業のために脚立(足を支える横棒もある優れもの)と、太い枝を切る押し切りも貸してくださいました。調子よく切ったので、少々やり過ぎましたかね。反省。

春はもうすぐ

2月も下旬になりました。寒い日が続いています。
でも、ご近所のミモザは、鮮やかな黄色い花を咲かせています。梅の木も、つぼみが膨らんできました。
我が家の椿も、2輪咲きました。
「最近、見かけませんねえ」と話していたメジロも、やってきています。

進化するパソコン機器

パソコンがインターネットにつながり、電子メールがやりとりできるようになりました。印刷機もつなげて、世界中のサイトから情報を入手して、印刷することができます。このような状態が出現したのは、まだ20年ほどです。
自宅でもそれらの機器を買い、光回線につなぎました。自宅のパソコン、携帯パソコン、印刷機、ルーター、携帯の無線LANなどの機器は、調子が悪くなったり高性能なものが出たので、買い換えてきました。でも、キーボードと画面と印刷機という基本的構成は変わりません。
変化を感じるのは、インターネットの速度が速くなったのと、情報量の多い(重たい)資料を簡単に送ることができるようになったことです。そして、携帯無線LANと携帯パソコンで、どこでも作業をすることができるようになりました。かつては、どこかの有線につながせてもらったり、無線LANが使える場所を探さなければなりませんでした。

ただし、携帯パソコンの電源コード(ACアダプター)が、持ち運びには少し重いので、電気屋に行ったついでに聞いてみました。私は、ソニーのバイオを使っています。
世の中、進化していますね。より小さくて軽いACアダプターが出ていました。しかも、USBのcタイプの差し込み口があると、これまで異なっていた接続ケーブルが、どれでもつなげるのだそうです。情報だけでなく、電力もつなげることができます。去年買い換えた携帯無線LANの機器も、先日入れ替えたパソコンの接続も、cタイプでした。キョーコさんのスマートフォンも、そうなっていました。

Cタイプの接続口がついたのは、この3年ほどのことだそうで、私の使っている携帯パソコンには残念ながらついていません。ソニーのバイオは性能がよく故障もしないので、しばらく今のを使って次の買い換え時にはそれにしようと、店員さんと結論に達しました。
門外漢のおじさんは、時代の変化に取り残されます。
次は、電気カミソリなどの電源コード・変圧器も、統一してほしいです。