岡本全勝 のすべての投稿

朝食1位のホテル

旅行サイト『じゃらんnet』、国内旅行情報誌『じゃらん』が、「じゃらんアワード2018」(東北ブロック)を発表しました。いくつかの部門がありますが、「泊まって良かった宿大賞(朝食)」は、『じゃらんnet』のクチコミ評点(朝食)が上位の宿泊施設です。

第1位(51~100室)は、福島のホテル辰巳屋、私の定宿です。今朝も、ここの朝食を食べました。
洋食と和食がありますが、私は和食です。おかずがよく、おいしいです。健康を考えて、ご飯は半分にします。

8階の食事会場(レストラン)からは、福島駅と、その向こうに吾妻連山が見えます。山並みもきれいですが(雨の日は見えません)、JRの列車も楽しいです。
7:30過ぎには、仙台から「やまびこ」が入り、そこに山形から来た「つばさ」が連結します。南からは、「やまびこ」が入ります。その横を、「はやて+こまち」が東京に向かって通り過ぎます。その後、「やまびこ+つばさ」が北に向かって、「やまびこ」が南に向かって出発します。しばらくして、南から「つばさ」が来て、山形に向けて出発します。
その間に、手前の在来線では、東北線の客車と、長い長い貨物列車がいくつも通ります。食事をしながら、楽しみに見ています。

原発被災地の復興

今日は、川内村を視察してきました。村は、阿武隈高地にある盆地の村です。
比較的早く避難指示が解除され、住民が戻りつつあります。発災前に比べ、人口は8割になっています。このうち2割が、新住民です。

新しい人が入ってくれることはうれしいのですが、課題は子育て世代が戻らないことです。避難先で学校に通った子供は、村に戻らずそちらで育つことも多いのです。
また、村内に高校がありません。隣の富岡町の中心部まで車まで30分もあれば行けるので、そちらに通っていました。しかし、富岡町の復興はまだ緒に就いたばかりで、高校も再開していません。すると、中学まで村に戻って学んでも、その先はまた村を出なくてはなりません。
そのほかの商用サービスも含め、富岡町は地域の中心でした。村が単体で復興することは難しいのです。双葉郡全体での復興が必要です。

村が元に戻る指標は、人口だけでなく、若い者、子育て世代の戻りが重要です。村は、工業団地を整備し、企業を誘致して、働く場をつくっています。進出企業も次々決まっています。課題は、働く人に住んでもらうことです。

若い人が減っている、都会に出て戻ってこないという課題は、津波被災地でも、そのほかの日本の多くの過疎地域でも同様です。違いは、原発被災地は、原発事故で政府が住民を避難させたことです。その原発事故は、東電と経産省が引き起こした人災だという点です。だから、政府が責任を果たすために復興に取り組んでいるのです。

雨の中の村は、緑がきれいでした。ヤマボウシの花や栗の木の花の白色が目立ちます。ナツツバキの花もきれいでした。

一人暮らしの高齢者を支える、フィンランド。その2

高橋絵里香著『ひとりで暮らす、ひとりを支える』の続きです。

本では、ディアコニという職業が紹介されています。フィンランド福音ルーテル派教会にある職です。社会サービスや援助活動をします。社会サービスの学位や看護の学位を持っています。

町のディアコニの事務所は、月曜から木曜の朝9時から10時が対応時間です。やってきた人たちは、椅子に座って順番を待ち、その日の担当者と話をします。
人生の悩みを打ち明けに来る人、血圧を測りに来る人、食料品をもらいに来る人など。どんな内容であれ、助けて欲しいことがあれば、ディアコニが相談窓口になっているようです。
血圧を測りに来る人も、食料品をもらいに来る人も、話し相手が欲しくて、それを理由に来ているようです。

福祉国家が成立する前は、地方でその役割を果たしていたのは、教会だったのです。医療などの身体的必要は行政が担うようになって、ディアコニは精神的、社会的支援を担うようになったのです。
前回紹介した、どのように死を迎えるかとともに、経済的支援と身体的サービスの次に求められるのは、このような精神的、社会的支援でしょう。
これをどのように実施していくのか、日本の行政の次の大きな課題だと思います。

鉢植えの危機

昨日の朝、キョーコさんが「大変よ~」と叫びます。
行ってみると、鉢植えの小さな桜、葉っぱがすべてしおれています。緑色なのですが、ぐったりとして垂れています。ほかの桜や椿などは、異常ないのですが。
数日間雨が降らず、水やりも忘れていたようです。慌てて、たっぷりの水をやりました。「ごめん、頑張ってくれ」と声をかけてです。

昼頃に、キョーコさんが「来て、来て」と呼びに来ました。植物の力はすごいものです。すべての葉っぱが、元気よく空に向かって広がっています。
あと1日遅れたら、枯れていましたかね。午後からは雨になりましたが。

孫とプランターに蒔いたアサガオの種は、たくさん芽を出し、双葉や本葉が出て来ました。間引いて、支柱を立てなければなりません。

連載「公共を創る」第7回

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第7回「想定外が起きた─政府の役割を考える(5)被災地へのさまざまな支援」が、発行されました。

今回は、国による支援だけでなく、民間(企業やボランティア活動、NPOなど)も、さまざまな支援をしてくれたことを紹介しました。
企業は、支援物資を送ってくれるような支援だけでなく、本業を再開してくれることが、被災地での生活を再開する際に不可欠であったこと。NPOが、行政では手が回らないことに、支援をしてくれたことなどです。

暮らしていくためには、行政が提供する公共サービスだけでなく、民間の活動も必要だということがわかります。これが、公共をつくる主体が行政だけでないという主張につながります。