岡本全勝 のすべての投稿

世界の資金の流れ

今日の諮問会議で、「世界の資金の流れ」が出ています。そこでは、日本・中東・新興アジアで貯蓄超過(資金が余っている)で、それがアメリカに流れ込んでいます。また、2000年以降、アメリカとヨーロッパ・アジア・中東の間では資金の流れが活発になっているのに、日本との間ではあまり増えず、取り残されている姿も出ています。
問題は、日本はお金を持ちながら、使い切れていないこと。海外からの投資も増えず、経済が成長しないことです。

レポートの採点

大学から、学生のレポートが送られてきました。これから66人の力作を、読ませてもらいます。レポートを読んで採点するのって、結構な労働なんですよ。
読みやすくするために、最初に要約か結論を書き、見出しをつけることを指示してあります。これがあるのとないのとでは、大違いなのです。私が読みやすい、だけではありません。書いている本人も、何を言いたいのか、整理できます。

900,000番

今日、900,000番を達成しました。朝は899,000だったので、明日かなと思っていたら、午後には過ぎていました。早かったですね。(1月24日)
ゲットの報告がありました。秋田県の佐藤雅彦さんです。おめでとうございます。今年は、良い年になりますよ。今回は、画像の処理=切り抜きにも成功。きれいな画面を貼り付けることができました。ご要望に応じ、サイン入り拙著をお贈りします。次は、999,999と、大台の1,000,000です。順調に行けば、この夏ですね。
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経済財政諮問会議・地方会議

29日の日経新聞1面連載「逆送ニッポンー今すべきこと」は、大林尚編集委員の「将来思い、政争より改革」でした。冒頭に、経済財政諮問会議の地方会議が紹介されています。
・・地域経済の活性化や経営不振企業の事業再生について、民間議員らが各地の経営者の率直な声を聞くのが目的だ。だが時に、会議は政府への予算陳情合戦の様相を呈する・・
諮問会議悪玉論に欠けているのは、日本は構造改革を永続させないと衰退国になってしまうという危機意識だ。意識欠如は、格差是正や国民生活第一の名の下に、ばらまき復活を勢いづける・・

外国語学習

28日の朝日新聞夕刊「膨らむ中国語」に、アメリカでの外国語学習者の割合が載っていました。70%がスペイン語、20%がフランス語、6%がドイツ語、2%がラテン語、残りの言語が2%だそうです。これも意外でした。
そして、高校14000校の全国調査では、中国語クラスの導入希望が2400校、イタリア語の240校、日本語は175校、ロシア語が50校だそうです。これは、経済力や国際社会での発言力の大きさを反映しているのでしょう。語学を学ぶということは、言葉そのもの以上に、その国や文化に興味があるということだと思います。嫌いな国の言葉を学ぶ人は、多くはいません。その国の言葉を学ぶ外国人が多いということは、ソフトパワーの一つの指標でしょう。