ある方の紹介で、夏用の帽子をしつらえました。これまでは、デパートで既製品(輸入品)を買っていたのです。いきさつがあって、今回はオーダーメイドです。
頭を採寸してもらい、形と素材と色を選び、その他のデザインなども、店主と相談しながら決めました。といっても、私は詳しくないので、店主にほぼお任せです。
できあがったのを見ると、きれいな色で(紺なのですが、表現しにくい輝きのある紺です)、キョーコさんにも、誉めてもらいました。当然ながら、頭にぴったり合います。靴と同じで、サイズが同じでも会社や形によって、微妙に大きさが違うのです。既製品でぴったりくるのを探すのは、結構難しいのです。
銀座ボーグというお店で、愛好家には有名な店だそうです。値段も既製品を買うのと、そう変わりませんでした。また、修理もしてくださいます。今かぶっている夏用帽子のつばに、変な癖がついていたのですが、それも直してくださいました。ありがとうございます。
直射日光の強い夏の日は、パナマ帽がお薦めです。散歩や遊びの時は野球帽でよいでしょうが、上着を着た場合やちょっとした外出の時には、野球帽やゴルフ帽子とはいきません。すると、パナマ帽になるのです。例えば、ボルサリーノ。もちろん、もっとお手軽な値段のものもあります。
投稿者アーカイブ:岡本全勝
復興の後期5か年事業計画
今日、自民党と公明党の復興加速化本部で、「後期5か年の事業計画」を説明しました。ポイントは、次の3つです。
1 事業費見込みは、6.5兆円。前期5か年とあわせて、32兆円です。p1。
2 その必要財源。これは財務省が手当してくれました。p2。
3 復興特別会計で行う事業、そのうち地方負担を求めるものの振り分け。これは6月3日に公表したものを、要望を受け少し修正しました。p3。
4 見守り経費なども、継続することとしています。p4。
この案で、自民党、公明党とも、了承いただきました。特に、自民党の加速化本部では、出席議員から感謝の言葉をいただきました。もちろん、被災地で地方負担を求めるのですから、皆さん諸手を挙げての賛成ではありません。知事や議員さんからも、「もっと地方負担を減らして欲しい」との要望を受けています。
竹下復興大臣と考えた結論は、他の県の事業と公平を保つためにも、負担は求める。しかし、被災自治体が負担できる範囲内であること、また計画された事業は遅れを出さずに完成させることでした。
これまでの災害復旧や、同じ事業の他県での負担と比べると、今回の案は、かなり被災地に配慮したものだと考えています。主な事業は全額国費で行い、地方負担を求める場合も通常自治体が負担する額の20分の1にとどめました。6.5兆円の事業費に対して、自治体負担は220億円と推計しています。
それだけ、被害が大きかったのです。他方で、この財源は、国民の負担、所得税にあっては25年間にわたっての増税をお願いしています。納税者にも、説明できるものでなければなりません。
私たちの苦労は、筋を通すことと、被災地の実情に応えること。この2つを両立させることでした。すると、結論だけでなく決着に至までの過程、関係者の理解も重要でした。この後、政府の決定とする手続きと、関係自治体への説明が必要です。
五百旗頭先生の復興評価
6月18日の毎日新聞、五百旗頭真・前復興推進委員長の連載は、「違い見えた復興過程」でした。
・・・福島県の避難指示区域は別として、津波被災地の情景は、3県で通じるものがある。大震災後の5年間を国は「集中復興期間」と称したが、復興がいっこうに本格化しない、遅すぎるのではないか、それが昨年のある時期までの実感であった。ところが、多くの地では昨年中に新しいまちづくりが動きはじめ、「集中復興期間」の最終年度となる今年、東北被災地のまちというまちが大土木工事で雄たけびをあげている・・・
・・・宮城県被災地を訪ねて、あい似た境遇なのに、リーダーシップや復興方針により異なる復興プロセスをたどるケースが少なくないことを知った・・・・・・強い個性的なリーダーが危機の瞬間にいかに貴重か。たとえば福島県相馬市の立谷秀清市長の発災時の応急対応から今日の復興に至るまでの水際立った手腕を見れば、そのことは明らかである。ただ、洞察力豊かなリーダーシップが強引なリーダーシップに転ずる時、逆効果を招く。岩沼市の隣の名取市は・・・
ぜひ、原文をお読みください。
部下が鬱になる前に
日経新聞には、サラリーマンに(この言葉も古いですね)、職場での行動を教えてくれる記事が多く載ります。私も若い頃から、参考にしました。職場での立ち居振る舞い、宴会でのマナー、部下との接し方は、高校でも大学でも教えてもらえませんでした。でも、私の経験では、職場では、大学で学んだ法学や経済学以上に、これら社会人としての振るまい方の方が、重要でした。
28歳で、50人の部下をもって、その難しさを痛感しました。先輩に聞き、また、その手の本もかなり読みました。で、ハウツー本や「古典に学ぶ人生術」には、次のようなことが書いてあります。
「君子危うきに近寄らず」「虎穴に入らずんば虎児を得ず」。これを読んだ私は、「結局どっちなんや」と、当てにならないことを勉強しました(苦笑)。
さて、本論に戻って。6月11日の日経新聞夕刊に「気付こう、心のSOS。部下がうつになる前に」が載っていました。
・・・最近、20代の男性部下の顔色がさえない。社運をかけたプロジェクトと任せて1か月。会議で発言が減り、以前は冗談が好きだったが、話しかけても反応が鈍い。遅刻をするようになり、以前はなかったシャツのしわや寝癖も目立つ。
こんな時、あなたが上司なら、どう接するだろうか。
対応1 プレッシャーを減らすため、プロジェクトから外して残業が少ない別の仕事に配置換えする。
対応2 仕事の進捗を尋ね、「月内にここまで進めたらいい」と大ざっぱな方向を指示。プロジェクトの意義を強調し、「だから君に頼んだ」と声をかける。
さて、日経新聞の言う正解は、本文をお読みください。
ちなみに、私の対応は、次の通り。
まず、20代の若手(A君)に、社運をかけたプロジェクトを任せるようなことはしません。そんな危ないことを、ようしませんわ。ここに、その組織の間違いがあります。A君が悪いのではありません。
そして私が、A君の上司(B課長)なら、1か月も部下を放置しません。毎日のように、A君に「どこまで進んだ?」と聞きます。そもそも、その前に、粗々の方向性を示して、それも紙に書いて議論して、「ここを埋めてくれ」と指示します。
上司Bのその上司Cなら、B課長に対し、罰点を付けます。もちろんその前に、B課長に対し、1週間に1度は進捗を報告させます。
社運をかけるようなプロジェクトを、20歳の若手に任せて、1か月も放置するようなことは、通常の会社では考えられません。それは、そんなことをした上司Bとそれを放置したCの責任です。部下を鬱にするのは、多くの場合、上司であり組織です。すると、そのような上司を放置した人事課やその上司が悪いのです。とはいえ、上司が気を配っているつもりでも、設問のような事態も起こります。
という私も、いろいろな失敗をして、このようなことを学びました。
脳の男女差
6月8日の朝日新聞、脳科学者の中野信子さんの「脳から考える男女の差 ねたみ強い男性」が、興味深かったです。この見出しだけだと、「トンデモ本」かと思います(失礼)。しかし、肉体に男女差があるのと同じように、身体の一部である脳にも、男女差があるのだそうです。もっとも、一部の人を取り出して、全体を比較してはいけないとの、注意付きです。例えば、モデル業界だと、「女性の方が、男性より背が高い」という結論になってしまいます。また、統計的に有意であっても、個人ごとには違います。その注意点を念頭に置きつつ。
・・・男のほうが背は高く、筋肉量は多い。女のほうが背は低く、肌はきめ細かい。脳も身体の一部ですから当然、差はあります。たとえば脳には左耳の上あたりに「上側頭溝」があり、コミュニケーション能力をつかさどっています。男と女を比べると、女が大きい。お話をしたり、空気を読んだりという気質は、女が高いと言えます・・・
・・・カナダの研究者らによると、神経伝達物質のセロトニンの合成能力は、男は女より52%高く、脳内の濃度は高くなりやすい。セロトニンが多いと安心感を覚え、減ると不安になります。将来予測をすると、男よりも女が暗く、厳しくなる傾向があります。
「男はイケイケだけれど、女は慎重ということでしょうか」
・・・繰り返しますが、統計的にみれば、ということであって、個人をみれば男でも慎重な人がいる。女でも不安感を持たずに挑戦する人がいます。そこは、勘違いしないで下さい・・・
「脳科学的には、リーダーは男と女、どちらがいいですか」
・・・時代や経済環境でいちがいには言えないです。英科学雑誌ネイチャーに2006年に載った論文によると、ねたみ感情は男のほうが強くなる。外部との争いがなく、組織をまとめるときのリーダーは、男性にあまり向いていないでしょう。「あいつは同期なのになぜ社長なのか」といった感情が生まれると、組織はばらばらになります。男同士では組織内で足の引っ張り合いが起きかねません。性別が異なるほうが、ねたみは少ない。男性と女性を交ぜたほうが、組織内の対立は緩和されるでしょう・・
ご関心ある方は、原文をお読みください。