投稿者アーカイブ:岡本全勝

オバマ大統領、広島演説

2016年6月19日   岡本全勝

オバマ大統領、5月27日の広島での演説から。
・・・Technological progress without an equivalent progress in human institutions can doom us.  The scientific revolution that led to the splitting of an atom requires a moral revolution, as well.
That is why we come to this place.  We stand here, in the middle of this city, and force ourselves to imagine the moment the bomb fell.  We force ourselves to feel the dread of children confused by what they see.  We listen to a silent cry. ・・・

アメリカ大使館による日本語訳
・・人間社会に同等の進歩がないまま技術が進歩すれば、私たちは破滅するでしょう。原子の分裂を可能にした科学の革命には、倫理的な革命も必要なのです。
だからこそ私たちは、この場所を訪れるのです。この町の中心に立ち、勇気を奮い起こして原爆が投下された瞬間を想像してみるのです。目にしている光景に当惑した子どもたちの恐怖を感じてみるのです。 声なき叫び声に耳を傾けるのです・・・

・・・That is why we come to Hiroshima.  So that we might think of people we love -- the first smile from our children in the morning; the gentle touch from a spouse over the kitchen table; the comforting embrace of a parent ?- we can think of those things and know that those same precious moments took place here seventy-one years ago.  Those who died -? they are like us・・・

・・・だからこそ、人は広島を訪れるのです。そして大切に思う人々のことを思い浮かべます。朝一番に見せる子どもの笑顔。食卓でそっと触れる伴侶の手の優しさ。ホッとさせてくれる親の抱擁。こうしたことを考えるとき、私たちはこの同じ貴重な瞬間が71年前、ここにもあったことを知ることができます。犠牲となった方々は、私たちと同じです・・・

新幹線の人生修養道場、2

2016年6月19日   岡本全勝

昨日の帰りの新幹線です。帰りもB席でした。同じ列のD席の男性が、駅弁を食べ、ビールを飲み、新聞を読み・・・。それらのゴミを、C席とD席の前の座席のポケットに入れます。東京駅に着いたときにどうするのかなと見ていたら、そのままにして降りていきます。大きく倒した座席も、そのままです。
大臣秘書官の時に、新幹線を降りるとき、ゴミをそのままにして降りようとしたら、大臣が片付け始めました。言い訳をすれば、私は大臣と私の鞄を持っていて、また次の行動を考えていたのです。「ゴミは清掃員が片付けてくれるわ」と思っていました。それ以来、恥ずかしくなって、到着する直前にすべてのゴミを片付け、リクライニングシートを元に戻すようにしました。
ホテルに泊まったときもそうです。大臣も総理も名前が売れているので、シーツや洗面台を汚いままにして部屋を出るわけにはいかないのです。
新幹線の清掃が、短時間で丁寧なのは有名です。発着本数の多さに比べ東京駅のプラットフォームの少なさが、その要因なのですが。お客さんが協力することも、日本社会の良さです。
そのお兄さんに対しても、小心者の私は、黙っていました。

産業再生、岩手県の取り組み

2016年6月18日   岡本全勝

今日は、盛岡まで、「いわて復興未来塾」に行ってきました。20分時間をいただき、この5年間、国が何をして、私が何を考えていたかを説明しました。短い時間で要約することは、勉強になります。あれも言いたい、これも言いたい。でも時間がないので、絞り込む必要があります。パワーポイントを7枚、それも1枚ごとも写真と極めて簡単な説明しか書いていないものを用意して、説明しました。
その後の、基調報告もすばらしかったです。キリン株式会社CSV推進部長 林田 昌也さんの「キリン絆プロジェクトの取り組み」、東の食の会事務局代表 高橋 大就の「サヴァ缶に見るマーケティングの重要性」です。かなり高額の参加費を払ってでも、聞く価値のある内容でした。今日参加された方は、お得でしたね。
その内容は、ここでは紹介しきれないので、参考になるサイトを紹介します。キリンのCSV東の食の会宣伝ビデオ(3分10秒)。おしゃれなサバ缶Ca vaヤマキイチ商店、泳ぐホタテ君ヶ洞剛一さん
復興のイベントの内容が、産業振興です。私の話でも強調したのですが、インフラ復旧だけではこの地域の復興はない、産業再生とコミュニティ再建が必要と言い続けてきました。今や、政治家から自治体やマスコミまで、これが常識になりました。復興の哲学を変えることに成功しました。うれしいですね。

新幹線の人生修養道場

2016年6月18日   岡本全勝

今日の盛岡出張は、企画も良く、また往復の新幹線の中で原稿執筆が進んだので、満足できるものでした。ところが、車中がいけません。
まず、行きの新幹線です。中年から若手の女性の軍団が、乗り込んできました。社内旅行のようです。先頭のおばさんは、片手で旅行鞄を引き、もう一つの手では自取棒で、自分たちを映しながら入ってきます。カメラに向かって解説をしながらです。彼女たちの後ろには、ほかの乗客の長い列ができました。
私の座席は1B。彼女たちは1~4あたりのCとDです。早速、1と2の座席は向かい合わせにして、おしゃべりに興じます。まあそれは、しかないとして。大きな手提げ袋とリュックを、網棚に乗せず、また1列の背もたれの後ろ、ドアの壁との間が空いているのにもかかわらず、通路に置きます。通路は半分がふさがります。時々揺れると、倒れて通路をふさぎます。そのうちに、靴を脱いで、その靴を通路に置きます。当然、通る客はそれをよけ、車内販売のワゴンが来たら、よけてもらわないと通ることができません。さらに、携帯電話で話し出します。
今どきこんな人たちが、グリーン車に乗っているのですね。注意したかったのですが、小心者の私は、黙って見ていました。この条件下で、どれくらい原稿が書けるかに挑戦しました。笑い。
彼女たちは、函館まで行くようです。私が盛岡駅で降りるときに、ちょうど車掌さんがいたので、「上手に注意してやってください」と伝えたら、「わかりました」と返事が返ってきました。

障害者分野への企業連携の試み

2016年6月17日   岡本全勝

多くの企業は、社会的貢献(CSR)を考えておられます。しかし、どこでどのようにしたらよいか、わからないこともあるようです。他方で、地域や自治体では、支援を必要としている課題も多いです。しかし、誰がどのように支援してくれるかわかりません。それをつなぐことが、重要なのです。
障害者支援は、企業の取り組みが進んでいる分野です。しかし今後その支援を広げるためには、支援したい企業と支援を受けたい福祉事業所とをつなぐ必要があります。厚生労働省が、それに乗り出しました。「障害福祉サービスでの企業CSR連携促進事業」。
この紹介記事を書いたのは、品川文男さん、復興庁OBです。復興庁での企業連携を学習して、戻った先の厚労省で、この仕組みに取り組みました。なお、この記事が載った、月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」2016年5月号では、そのほかにも、CSRと障害者支援が紹介されています。
復興以外の現場で、この新しい行政手法が広がると良いですね。ご関心ある方は、拙著「復興が日本を変える」をお読みください。
新しい行政手法の伝道師より。