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被災地視察

3月2日(日)、3日(月)と、被災地視察に行ってきました。青森県八戸市から、太平洋岸を南下し、岩手県宮古市まで。そして、宮城県気仙沼市から東松島市までを、車で見て回りました。
がれきの処理も終わり、道路などもきれいになっています。漁港は、多くの地区で復旧が終わっています。
他方で、各地域で、高台移転のための山の切り崩し、かさ上げのための土砂の搬入などの大工事が進んでいます。ただし、完成までには、まだ2年はかかります。課題も多いですが、自信に満ちた市町村長さんの話しぶりには、勇気づけられました。

県外自主避難者への情報提供

福島県からの県外自主避難者への支援を目的とした「情報支援事業」を行っています。避難者が多くおられる、北海道、山形県、新潟県、大阪府でです。その実施状況を、中間報告しました。
事業内容は、ニュースレターの配布、交流会、相談窓口などです。現地のNPOに委託しています。福島県や市町村も別途、いろいろな支援をしています。

人材派遣の支援

復興庁では被災地への人材派遣の試みとして、「WORK FOR 東北」という支援事業を行っています。企業から被災地へ、4人の方の派遣が決まったので、2月28日に公表しました。 既に、個人で採用された方もおられます。
この支援の特徴は、しっかりした「お見合い」です。発災直後の泥かきや片付けなどは、元気のある方ならどなたでも歓迎でした。個人ボランティアが、活躍できます。しかし、技術の要る長期的な仕事となると、「どなたでも結構です」とはいきません。時には、応援に行った人からは「こんな仕事をするために来たのではない」「条件が違う」という不満が出て、受け入れた自治体からも「せっかく来てくれたけど、仕事に必要な技能を持っていない」といったすれ違いが生じます。
個人でも企業にも、「応援に行きたい」という方は、たくさんおられます。そこで、先に述べたような「不幸」が生じないように、間に入って「お見合い」をしてもらうのです。民間の力を活用する、新しい行政の手法だと考えています。そこで、「新しい東北」という分類に入れています。
被災地へは、さまざまな手法で職員を応援に送っていますが、少し違った角度からの支援手法です。

悲しいカエル

悲しいお知らせです。このホームページを長く読んでおられる方は、覚えておられるでしょうか。我が家の近所のカエルの話です。
近くの道路を、大きなカエルが歩いていた話(2008年7月28日)と、そのカエルが車にひかれた話(2010年8月10日)。さらに、一族と思われるカエルが生きていた話を、書きました(2011年8月16日)。
今朝、お隣の家の前で、そのカエルと思われるカエルが、死んでいました。大人の握り拳より大きいです。
疑問1。この都市化した高円寺で、どこで暮らしていたのでしょう。
疑問2。なぜ、2月に起きてきて、車にひかれたのでしょう。今日は暖かかったからでしょうか。