今日は、クウェート国行政官リーダーシップ研修の講師に行ってきました。クウェート政府の各省事務次官級など8人が参加しました。日本国際協力センターが実施しています。
場所は、東京臨海広域防災公園(防災体験学習施設そなエリア東京)です。施設の視察の後、私が大災害が起きた際の対応をお話ししました。
地震や津波のない国ですので、その説明から入りました。興味を持って聞いてもらえたようです。
「政治家からさまざまな要望が寄せられ、それを断ることも重要な役割だった。役人にとって政治家からの要望を断ることは難しい」と話したら、皆さん苦笑しながら頷いておられました。
大震災の際には、クウェートから巨額の支援をいただきました。三陸鉄道では、その印をつけた車両が走っています。講義の冒頭にその写真を写して、御礼を述べました。クウェートの国旗に緑が一番上に使われているので(砂漠の国では緑は価値があるのでしょうか)、敬意を表して緑色のネクタイをしていきました。