親知らず

先日、親知らずを抜きました。ウィキペディア「親知らず

10年ほど前でしょうか、左下奥の親知らずを抜きました。この歯は、隣の歯に向かって、横に生えていました。あごが小さく、横向きに生えるようです。隣の歯を押す形で、痛くなってきたので、歯医者と相談して抜いてもらいました。
といっても、上に抜くわけにはいきません。どうするのかと思ったら、輪切りにして空間を作り、抜いたようです。
それ自体は問題なかったのですが、隣の歯がぐらつくようになり(横からの支えがなくなったからでしょうか)、しばらくしたら抜けてしまいました。もう少し早く歯医者に相談すれば良かったです。

今回は、右下奥の親知らずです。これも、横向きに生えています。こちらは隣の歯に向かって生えているのではなく、前に向かって生えていました。ただし、ほとんどが肉に隠れて、露出していませんでした。
歯医者は「これも抜きますか」と言いましたが、支障がないのでやめておきました。その後、歯医者を代わり新しい歯医者と相談したら、「問題ないなら、そのままにしておきましょう」となりました。

ところが、だんだん肉から露出してきて、ぐらつくようになりました。硬い物を噛むと、力が入りません。横向きに生えているのですから。で、歯医者と相談して、抜いてもらいました。
今回は、あっけなく終わりました。麻酔はしたのですが、歯がほとんど骨に刺さっていないとのことで、肉から外したら終わりでした。すっきりしましたわ。

朝日新聞ポッドキャストに出ました2

朝日新聞ポッドキャストに出ました」の、裏話です。
ふだんの講演は、話の骨子を配り、図や写真を使うのですが、ラジオではそうもいきません。聞いている人がわかるように、かみ砕いて説明するようにしました。あわせて、ゆっくり話すこと、語尾をはっきりすることを心がけました。

記者さんの取材は何度も受けているので、お気楽に構えていました。秋山さんとは旧知ですし、質問も粗々事前に聞いていました。話が始まると、勝手が違いました。
取材の際は後で訂正できますが、ラジオはそうはいきません。もっと緊張して、ゆっくり考えて、言葉を選んで話すべきでした。

途中で秋山さんから、「机をたたくな」のジェスチャーが入りました。話に熱中して、身振り手振りを加えていたら(ラジオですから見えませんよね)、机をたたいていました。
ふだんテレビで見ているアナウンサーは、その道のプロなのですね。

冒頭は、私の紹介やら名前の由来やら、本論と関係ない話が続きます。多くの人は私を知らないでしょうから、これも必要なのでしょう。最後に、秋山さんのサービスで、このホームページを紹介しました。この項続く

連載「公共を創る」第84回

連載「公共を創る 新たな行政の役割」の第84回「社会の課題の変化―成熟社会が生みだした孤独と孤立」が、発行されました。

本稿では、成熟社会になって生まれて新しいリスク、人間らしい生き方への被害を、格差と孤立として整理しています。
前回まで、格差について説明したので、今回から孤立について説明します。

一人で暮らすことは自由であり楽しいことです。しかし、さみしさを感じると孤独になります。他者とのつながりが薄くなった場合です。
それがひどくなると、孤立になります。一人で悩んだり、助けを求めることができない場合です。一人暮らしでなくても、引きこもりになると孤立です。
孤立や孤独の問題は、近年「発見」されたものですが、最近でも、若年介護者(ヤングケアラー)が「見つかり」ました。

朝日新聞ポッドキャストに出ました

朝日新聞ポッドキャストに出演しました。「霞が関とNPOは、社会を支える仲間だった 「官邸の怪人」が受けた衝撃」(6月24日配信)。秋山訓子さんのインタビューです。ポッドキャストは、インターネットで聞くラジオです。私のような元官僚の話を誰が聞くのか、疑問はあるのですが。36分にもなります。
・・・かつて政権の中枢を支えたこともある元復興庁事務次官の岡本全勝さんは、東日本大震災の現場でNPOの働きに目を見張ります。行政がNPOを「使う」のではない、社会を共に支える存在だ。現場で何があったのか、秋山訓子編集委員が聞きました・・・

官僚だった私が、どのようにして非営利団体と親しくなったのか、復興行政で非営利団体とどのように協働したのか。その点を、お話ししました。
今となっては、非営利団体と行政との協働は普通ですが、10年前はそうではありませんでした。行政にとって、非営利団体はかつての呼び方では市民活動団体であり、別の世界の人たちでした。いまなら許されるでしょうが、行政にとっては異議申し立てをする「やっかいな人たち」と思っていました。いまでも、そう思っている人もいるでしょう。

10年経って、地域おこしや子どもの貧困など孤独問題において、非営利団体は、なくてはならい存在になりました。行政も、当初から彼らをアテにしています。先日も、湯浅誠さんと、そんなやりとりをしました。
「水と油が混ざった」と表現してもよいでしょうか。大震災時の被災者支援、復興という過程において、彼らとの協働を進めたことは、私にとって大きな発見と挑戦であり、いささか自慢です。

朝日新聞のポッドキャストは、たくさんの人が聞いているとのことです。多くの人は何かをしながら、聞いているのでしょう。
ところで、朝日新聞のポッドキャストのページには、記事になったものだけ掲載され、私の出演した番組は出てきません。番組表のないラジオなのですね。誰がどのようにして見つけるのでしょうか。不思議です。この項続く

連載「公共を創る」執筆状況報告

恒例の、連載「公共を創る 新たな行政の役割」の執筆状況報告です。続きを書き上げ、右筆たちに提出しました。第4章1(2)「新しい不安への対応」のうち、「変わる安心提供の手法」についてです。

格差と孤立といった、社会生活の新しく生まれている不安は、これまでの政策では効果が少ないです。失業対策では、非正規雇用格差は是正されません。引きこもり、社会保障給付では、自立につながりません。これまでに書いてきた、これら新しい不安への対策について、何が変わるかを整理しました。

もう一つは、私が提唱している「生活省構想」です。
行政の主要な課題が、インフラやサービス提供から、生活の不安に変わっています。政府も、孤立など社会生活問題に取り組んでいますが、バラバラです。これらを、一つの省にしようというものです。
これまでの省庁は、生産者や提供者側でした。これれに対抗して、生活者を軸にした省をつくって、国民に政策をわかりやすく提示し、また行政の変化を象徴したいのです。

先月に7月掲載分を書き上げたときは、余裕だったのですが。時間はあっという間に過ぎます。遂に追い込まれて、早朝の頭のさえている時間帯と、夜のビールを控えて夕食後に執筆しました。事前のめどでは、今回は分量も少ないはずでしたが、どんどん膨らんで。書き終えると、400字詰め原稿用紙で60枚にもなりました。
ひとまず、右筆たちに提出して、ほっとしています。右筆さん、よろしくお願いします。

ところが、この余裕がくせ者なのです。「まだ時間があるわ」と思っているうちに、時間が過ぎていきます。たぶん来月の今頃も、「追い込まれています」と同じことをぼやいているでしょう。そうならないように、ぼちぼちと次の執筆に取りかかりましょう。