「講演」カテゴリーアーカイブ

講演

関西大学で講義

今年も、関西大学経済学部に呼んでいただき、講義してきました。今年はコロナウイルスの感染拡大で、この時機になりました。
主題は、復興を通じて考えた「町とは何か」です。各種サービスと働く場、つながりが重要なこと、その際には行政だけでなく、事業者や非営利活動も必要なことです。あわせて、個人の財産と地域の財産として、関係資本や文化資本の重要性も話してきました。「2019年

関大は、秋学期から、人数を限定して、対面授業を再開してます。講師の私はマスクをして、学生は教室の後ろの方に座って、距離をとります。感染予防に配慮した形での講義です。
早速、林先生が、写真と学生の感想文を送ってくださいました。教室の前の方には学生が座っていないので、この写真でも写っていません。感想文は、ゆっくり読ませてもらいます。

予告、1月21日シンポジウム「東日本大震災から10年~復興の教訓と未来への展望」

令和3年1月21日に、朝日新聞社などの主催で、21世紀文明シンポジウム「東日本大震災から10年~復興の教訓と未来への展望」が開かれます。その基調講演を勤めます。もう1人の基調講演は、御厨貴先生です。ほかに、パネル討論もあります。

11月28日の朝日新聞朝刊1面右下に、お知らせが出ています。オンラインでの開催です。ご関心ある方は、申し込んでください。「概要と申し込み」「案内

全国市町村国際文化研修所で講義

今日10月5日は、大津市にある全国市町村国際文化研修所で講義をしてきました。トップマネジメントセミナーです。私が経験した、千年に一度の大震災対応について話してきました。100人を超える方が、熱心に聞いて下さいました。

地域での災害、組織での危機などが、しばしば起きるようになりました。想定外のことも起きます。その際に、どのように対応するか。自治体幹部にとって、危機に備えることは、必須科目になりました。

補足です。講義の中で話せなかった、お詫びの仕方は、「お詫びの仕方・形も大切」「お詫びの仕方・中身が大切」です。

人事院、課長補佐級リーダーシップ研修

今日8月26日は、人事院の「課長補佐級リーダーシップ研修」で、公務員研修所(埼玉県入間市)に行ってきました。
二泊三日の研修なので、コロナの下で実施できるか心配だったのですが、いろいろ配慮して実施されました。

私の主題は、東日本大震災への政府の対応、原発被災地の現在とこれから、そしてリーダーに期待することです。話したい内容は山ほどあるのですが、そこをかいつまんで90分。残り30分は、質疑です。
皆さん熱心に聞いてくれ、さらに鋭い質問も。将来の日本を背負って立つ人たちなので、私も突っ込んで話しました。ああ、話したりない・・・。

補足。「麻生内閣の主な政策体系」は、ここに保存されています。

千葉県庁で講演

今日7月9日は、千葉県庁に、管理職研修の講師に行ってきました。当初はもっと早い時期に予定されていたのですが、コロナウィルスの影響で、今日になりました。
200席の会場に、80人あまりの受講生です。皆さん、熱心に聞いてくださいました。広い会場で、空席を作って座るようにしてありました。演壇の私との距離も遠く取ってあり、私はマスクなしでしゃべることができました。

演題は、危機対応です。千葉県では、昨年10月に豪雨災害に見舞われました。対応が遅れたのではないかと、批判が出ました。
これまで災害の少なかった地域でも、地震や風水害が起きています。安全だと思われていた地域も、安心しておられません。また、管理職としては、地域の危機と、職場の危機にも対応しなければなりません。新型コロナウィルスは、その両方です。住民の安全と、職員・職場の安全を守らなければなりません。

前例があることなら、役所は上手に対応します。経験があり、知識も蓄積されています。対応要領があり、訓練なども行います。前例のないことにどのように対応するか。これは、難しいです。
私のいくつかの経験を元に、役に立つであろうことを話してきました。こんな時は、経験や失敗の数が多い方が、話に具体性が出るのですよね(うれしいやら、悲しいやら・・)。