先手と後手

「先手にを打つ人」と「後手に回る人」の違いを、考え続けています。
先手と後手は、将棋や囲碁から来た言葉のようです。先に指す方と、後から指す方です。そこから派生して、辞書を引くと次のような意味が載っています。
先手とは、先に仕掛けて、自分を有利な立場に持っていく。これから先に起こるであろうことを予測して対策をしておくこと。または、相手より先に攻撃を加えること。

後手は、それだけでは使われず、「後手に回る」として使われます。先手は自ら打つことができますが、後手は受け身だからです。
相手の出方を受けて、それに対応する側の立場になる。相手に先を越されたり先に攻められたりして、受け身の立場になることです。もっと、直截な解説もあります。
「一般社会において、なにか問題が起きてしまったり、競争相手に攻め込まれてしまった(つまり先手を許した)りした後から(たいがいはおおあわてで)対策を講じる。」
では、どのようにしたら、後手に回らないですむのか。続く