先日紹介した「日本百貨店」(2月28日の記事)。
ある人に言わせると、「目利きができる人と、できない人の差」とのことです。お金を持っていても、自分で品質を判断できない人は、高級百貨店でものを買います。それが、百貨店の信用力です。他方で、自分で品質を判断できる人は、高いお金を払わずに、よい品物を選びます。納得。私の若い頃に、家具屋さんに聞いた話です。事務所用の応接セット。なかなか売れないときには、値段を上げるのだそうです。そしてお客さんに、「こちらの方が高級ですよ」と勧めると、売れることがあるです。
とはいえ、食品にせよ衣類にせよ、なかなか目利きになることは難しいです。その際に、かつては、百貨店が一つの「保証」でしたが、もう一つの保証は「口コミ」です。「知っている人に勧められた」です。最近はインターネットで便利になり、情報を集めやすくなりました。もっとも、ええ加減な情報もあるので、そこは要注意です。信用できる人の話かどうか。日本百貨店の設立者の意図が、ホームページに詳しく載っています。ぜひお読みください。
月別アーカイブ: 2016年3月
5周年、報道の特集
3月11日が近づき、各マスコミが復興報道に力を入れています。各紙が特集を組んでいます。現地を取材した客観的な報道が多く、ありがたいことです。時事通信のインターネットニュースのサイトでも、東日本大震災の欄が、一番上(注目の予定の次)に作られたようです。
明るい公務員講座、第12回
連載「明るい公務員講座」第12回が、発行されました。今回は、「資料の分類と保管」の第2回目「紙資料」についてです。内容は、次の通り。
メモは資料作りの第1段階、半封筒による整理、完璧は目指さない。
全体構成から見ると、今回は、第1章第6節「書類の山に埋もれるな―資料整理」の、第2回目に当たります。
第6節はもう1回あり、その後から第2章「自分を磨こう」に入ります。既に、第1節「視野を広げよ―知識と判断力を養う」の原稿は編集長に渡してあり、校正を始めています。そしてもう、第2節「やってみよ―職場の技術を磨く」の執筆に入っているので、頭の中がこんがらがっています。
著書『東日本大震災 復興が日本を変える』
発災直後からの5年間の経験と、そこで考えたことを、本にまとめました。『東日本大震災 復興が日本を変える―行政・企業・NPOの未来のかたち』(2016年3月、ぎょうせい)です。大震災直後からの対応と復興の記録とともに、これからの地域づくりの指針を示しました。
今回の復興では、企業やNPOが活躍しました。また、産業再生やコミュニティ再建は行政だけではできず、企業やNPOとの連携で進めたのです。藤沢烈さんに企業の貢献を、青柳光昌さんにNPOの活躍を、書いてもらいました。
産業とコミュニティが、地域づくりの基本的要素であり、そのためには、行政だけでなく企業とNPOとの連携が必要です。私たちが、被災地の復興で挑戦したこと。これが、これからの地域づくりの方向だと考えています。詳しくは、次のページをご覧ください。
「復興が日本を変える」。
地域起業家、パネルディスカッション
2月27日の秋葉原での「ローカル・イノベーター・フォーラム」。パネルディスカッションの風景を、藤沢烈さんがブログに載せてくれました。
壇上で立ち上がって話しているのは、スクリーンに映した内容が自席からでは読めなかったのと、座っていると元気が出ないのですよね。
司会者からは、持ち時間は7分と言われましたが、5分ほどで終えました。