職場のストレスチェック

職場でのストレスチェックが、昨年12月から義務化されています。復興庁でも、毎年、職員のストレスチェックをしています。今年も、実施中です。厚労省のホームページに、5分でできる「ストレスセルフチェック」が載っています。一度お試しください。私も、職場とこの厚労省のと、両方をやってみました。
さて、管理職の私からすると、私自身のチェック結果より、職員たちの方が気になります。そして、このチェック項目が参考になります。ストレスの原因として、次のような因子が上がっています。
心理的な仕事の負担(量と質)、仕事のコントロール度、職場環境によるストレス、職場の対人関係でのストレス。
そして、それを緩和する因子として、上司からのサポート、同僚からのサポートなどが上がっています。
すなわち、部下を持った皆さんには、この原因となる要因と緩和する要因を頭に入れて、職場作りをしてもらいたいのです。さらに言うと、あなたが部下のストレスの原因になっていないか、自戒してください。もっとも、自分の欠点は、自分ではわからないものです。私も反省します。ハイ。

役目を終える仮設住宅

1月22日のNHKニュースに「宮城県岩沼市で、県内で初めて仮設住宅無くなる見通し」が取り上げられていました。
・・・宮城県岩沼市では、震災のあと3か所に仮設住宅が設けられ、一時は384世帯、およそ1000人が入居していました。去年、集団移転先が整備されるなどして退去する人が相次ぎ、22日現在、仮設住宅で暮らしているのは25世帯、58人となっています。
岩沼市は、これらの世帯について収入状況に応じた移転先を提案するなど生活の再建を後押ししたところ、25の世帯のすべてが今後、自宅を再建したり、災害公営住宅に移ったりするなどして、入居期限となっていたことし4月までに退去する見通しとなったということです・・・
自力での住宅再建と災害公営住宅などの整備が進み、仮設住宅を出る人が増えています。これからも、次々と高台移転の宅地造成が進み、公営住宅も完成します。早くそちらに移ってもらい、住環境の悪い仮設住宅を終わらせることが、当面の一番の課題です。

新しい東北、仙台。2月11日

2月11日に、仙台サンプラザで、「新しい東北」交流会in仙台を開催します。詳細は、サイトを見てもらうとして、本文から趣旨を転載します。
・・・復興支援に携わる様々な立場の視点から、これまでの5年間における復興支援の成果・課題を振り返るとともに、「復興・創生期間」における復興支援の在り方・課題についてご議論いただきます・・・
インフラ整備のように目で見えて写真に写るものと違い、産業再生やコミュニティ復興は、写真で成果をお見せできないので、難しいですわ。
担当の山崎参事官から「宣伝せよ」と指示を受けたので、載せます。ご関心ある方は、見に行ってください。

復興進捗状況、2

昨日書いた「市原スペシャル改」です。市原君は、内閣府に異動して、現在は、後任の箱田さんが改訂しています。2人からお礼のメールが来て、次回この資料を改訂する際には、「箱田スペシャル」と名づけようということになりました。そのためには、現在の延長では改名に至らず、一工夫が必要です。

異質な者を包み込む

朝日新聞オピニオン欄、1月13日、マーク・マゾワー(アメリカ・コロンビア大学教授)の発言「異なるものを包む欧州社会の強み、排外主義が脅かす」から。
「20世紀の欧州の歴史から、何を学ぶべきですか」という問に対して。
・・・民主主義のすばらしさよりも、その脆弱さでしょう。民主主義がもろくも崩壊し、独裁政治を許したのが、欧州の20世紀でした。だからナチス・ドイツが敗れた1945年以降、民主的な欧州をとても注意深く再建してきました。人権や自由を価値として強く意識し、人種差別をタブー視した・・
詳しくは、原文をお読みください。