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生き様

もう11月

11月になりました。
壁に掛けてある、きれいな写真を使ったカレンダー。下部に2月分が表示されています。それが、あと1枚になりました。時間がたつのは、早いですね。
東京は、さすがの猛暑も終わり、秋らしい日と初冬のような日が続くようになりました。秋が短くなったことと、寒暖の差は、困ったものです。
玄関のプランターのアサガオは、まだ小さな花を咲かせています。もう少し、抜くのを待ちましょう。

年賀状の準備も、しなければなりません。
とはいえ、毎日の仕事は変わらず、原稿の締め切りも同じようにやってきます。今月は、講演のお呼びも多くて・・・。

市町村アカデミー、議員研修

市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)では、市町村議員向けの研修(セミナー)も開いています。今年度第二回の、今日と明日の1泊2日が始まりました。100人を超える方が集まってくださいました。

今回は、次のような内容です。
「多様な人材の地方議会への参画促進」谷口 尚子・慶應義塾大学法学部政治学科教授
「縮退の時代に生き残るための新しいまちづくり実践論」西村 浩・株式会社ワークヴィジョンズ代表取締役
「ヒト・モノ・カネを繋げるローカルハブ構想~十勝バスの挑戦~」野村 文吾・十勝バス株式会社代表取締役社長
「ジェンダーギャップの解消~誰もが住みやすい地域」浜田 敬子・ジャーナリスト

絶品枝豆

丹波篠山の黒枝豆って、知っていますか。話には聞いていたのですが、知人の竹見さんに、送ってもらいました。これまでに食べたことのない、おいしさです。「丹波篠山のたけみ農園」のサイトから、注文できます。10月下旬までだそうです。

地域で発売解禁日を設定するなど、品質管理に力を入れています。この後、月末にかけて表面が黄色みを帯び、中の豆は黒豆の黒みが出てきます。「美味しんぼ」で、腐った枝豆と評されたとのことです。

竹見さんは、自治体関係者には有名な「スーパー公務員」です。「2023年11月10日丹波篠山市で講演

秋の3連休

3連休、皆さんはどのように過ごされましたか。多くの地方で、天気にも恵まれたようです。我が家のアサガオは、まだいくつか花をつけています。

私は、孫の都合で少ししか遊んでもらえず、新型コロナウイルス予防接種もしたので(翌日は結構だるい)、おとなしくしていました。
おかげで、連載「公共を創る」の原稿執筆に、集中することができました。この先の構成がまとまらず、困っていたのです。書いては読み返し、加筆することを繰り返しました。早朝から取り組むと、頭がさえていて進みます。午後は、だめですねえ。
まあまあ満足できる形になりました。右筆に見てもらいます。また、鋭い指摘があるでしょう。一人で悩んでいるより、一人で満足しているより、良いものができあがります。

肝冷斎は、野球観戦(こんな時期にやっているのだ)と、現地調査に精を出しているようです。

一つずつ、物事は片付く

恒例の「ぼやき」です。深刻ではないので、笑いながら読んでください。
8日間も日本を留守にした報いもあり、仕事に追われています。市町村職員中央研修所の仕事は職員たちが計画的に進めてくれるので、私は相談に乗ることと了解することです。
忙しいのは、「副業」の方です。原稿と講義の準備に、追われているのです。なぜか、かつてより、それに取られる時間が増え、追いかけられている気がします。原因は何かと考えました。

1つ。月に3回の連載は、しんどい。
紙面では、1行(22字)×20行×3段+1行(22字)×28行×3段×3ページ≒6800字。400字詰め原稿用紙に換算すると、6800÷400字=17枚。毎週、よく書き続けているものです。随筆なら、もう少しお気楽に書けるのでしょうが。

2つ。同時に、分野の違うことをいくつも処理していることです。
連載では日本の行政を考えています。最近の講義では、外国の方に東日本大震災の経験や日本の行政を話します。国内では、公務員育成、管理職の役割、行政の変化、災害復興など。もう一つ、若手研究者に私の経験を話す会に呼ばれているのですが、これが意外とやっかいです。すっかり忘れているのです。
人間の頭は、同時に二つのことを考えることができません。これら雑多なことを同時並行で処理しようとすると、頭が機能を停止します。

3つ。いくつも仕掛品を抱えていると、精神衛生上、よくありません。
いくつも未完成があるので、「あれはどうしよう」「これで間に合うかな」と心配が募ります。つくづく、自分が小心者だと思います。
副業(執筆や講演)は、部下職員がいない「一人親方」「個人営業」です。組織として取り組んでいたら、部下と一緒に仕事をして、その進捗管理をしておれば良いのですが。骨子を考え、関係資料を集め、形にする。労力がかかります。で、うまく電子データにできないときは、職員に手伝ってもらっています。

いつも同じことを言っています。ところが、「完璧ではないけど、締め切りが来たから80点でも提出しよう」と提出すると、気が楽になります。後で見直して、加筆することもありますが。
これまで、締め切りに間に合わなかったことがないのです。もちろん、不完全な文章に手を入れてくれる「右筆」や編集長・校閲さんのおかげでもあります。
すると、この「ぼやき」の話は、いつも「一つずつ片付ければ進む」「完璧でなくても進む」という結論になります。「明るい公務員講座」に書いたことですね。