1月11日から、東京銀座の日動画廊で、絹谷幸二先生の個展が開かれています。一昨年秋に文化勲章を受章されました。
絹谷先生は奈良県の先輩。あの金色、銀色、赤の迫力ある富士山の絵を見て、元気をもらっています。
25日まで開催されています。どうぞご覧になって、元気をもらってください。
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実家の門松
奈良の実家の門松の写真です。現在は、弟がつくっています。一日早いですが、正月を迎えるにあたって、今日載せておきます。
東京の我が家は、輪飾りをつけた1メートルほどの高さの若松1本を、対に立てただけです。
「絵画で読む『失われた時を求めて』 」
吉川一義著「絵画で読む『失われた時を求めて』」(2022年、中公新書)を読みました。
以前、吉川一義著「『失われた時を求めて』への招待」を読みました。もっとも、『失われた時を求めて』は、まだ最初の部分しか読んでいないのですが。
「絵画で読む」を読んで、プルーストを読むには、これだけの背景を知らないといけないのかと、あらためてその難しさを感じました。19世紀末から20世紀初めのフランス上流階級では、このような西洋絵画の知識は当然だったのでしょうね。
掲載されている絵画を見て、「これやこのような絵は、展覧会で見たよな」と思い出しました。それらがやってくる展覧会も多く、日本にいながらで、西洋絵画が古典から最近のものまで見ることができます。ありがたいことです。
12月のアサガオ
もう12月です。寒くなって、コートも必要になりました。
ところが、我が家のプランターのアサガオは、まだ3センチくらいの小さな花を一輪咲かせています。
2つの植木鉢と3つのプランターのツルは、種を取ったので、支柱とともに片付けたのですが。つぼみをつけていたツルはかわいそうなので、そのままにしてあったのです。この花がしぼんだら、片付けましょう。代わりに植えるチューリップは、今年の春に咲かせたので、連作障害を避けるために今年はプランターには植えません。
お向かいの柿の木もすっかり葉を落とし、鮮やかな柿色の実をつけています。渋柿なので、まだ熟していないらしく、カラスの攻撃に遭っていません。
神田古本祭り
今日の東京は、秋晴れのよい天気でした。締めきりの来た原稿を午前中に完成させ、神田古本祭りに行ってきました。コロナの影響で、3年ぶりの開催だそうです。大変な人出でした。
学生時代や若い頃は、神田神保町の古本街を歩くのが好きで、しょっちゅう行っていました。近年は欲しい古本はアマゾンで探すので、近くの古本屋はよく覗くのですが、神田まで出かけることは少なくなりました。
さらに、書斎や寝室に買ったままの本が山を作っているので、新しい本を買う前に、それらを片付ける必要があります。時々、寝る前に「今日は何を読もうか」と気分に合う本を探します。すると、「こんな本も買ったんだ」と思うような本が、発掘されます(反省)。
もっとも、集中できる時間帯は原稿執筆に当てるので、そのようなお気楽な本を読むのは、寝る前の布団の中だけです。先日の出張にも1冊入れていったのですが、資料整理や原稿書きで、読まずに持って帰ってきました(これも反省)。
神保町には、「家にたくさん本があるから、今日は買わないぞ」と決心して行ったのですが、誘惑に負けて買ってしまいました(さらに反省)。